暑いので滝に頭を突っ込んだら超気持ちいい |
昨日は、自転車で滝を見に行ったはずなのに
結局、ノスタルジックな木造校舎を見にる事になりました。
それはそれで良かったのですが、やっぱり滝を見たいですよね。
ただ、午前中は母親を病院へ連れて行ったので
実際に乗れたのは午後2時をまわってからでした。
滝があるのは佐用町久崎から少し山に入ったところです。
飛龍の滝というそうです。
名前からして期待できそうじゃないですか。
ただ距離もそこそこあるので日没までに帰ってこれるかどうか不安です。
新宮からいつものように遠回りして平坦路中心のコースを選ぶか
テクノの坂を越えて近道を通るか?
どっちが早く帰ってこれるでしょうか?
車なら多少坂があっても走行距離の短い方を選びますが
自転車なら話は別です。
登りは速度が極端に落ちるので単純に近道といえるかどうか・・・
迷った末にテクノの坂を登る事にしました。
写真右側は晴れていますが、
左側に黒い雲が立ち込めているのが分かりますか?
調度、天気の境界線を走っているようなものです。
ハッキリと曇りのエリアと晴れのエリアが分かれています。
昨日は夕立が心配で行き先を変更しました。
今日はどうするか?
激しい登りで脳への血流が不足していたのか、
とにかく久崎へ向かって進む事にしました。
写真で説明すると、黒い雲が立ち込めている左側が久崎方面です。
黒い雲めがけて自転車を走らせます。
卯ノ山峠をスルーする道まで来ると空はご覧のとおりです。
いつ降って来てもおかしくないような空模様です。
そりゃそうです。
テクノから見た黒い雲の下を走っているんだから・・・
でも、こんな不安を抱えている方が速かったりするんですよね。
久崎まで来ると約1時間半経過していました。
これなら平坦路を遠回りしてくるのと同じくらい。
やはり自転車の場合、峠を越えると近道じゃなくなってしまいますね。
智頭急行久崎駅から遠くない場所に、めざす滝はあるようなんですが
少し、迷いました。
遠くでもないですが近くでもないです。
滝というだけあって多少は登りがあるかなとは思っていましたが
さすがに田舎だけあって、しっかり登らされました。
最後は10%は超えてたんじゃないでしょうか。
まっすぐ走らずに蛇行してやろうかと思ったくらいです。
本日2回目のヒルクライムです。
苦労して登った先に滝らしきもの発見。
と思ったのは私の早とちりでした。
ここが言わば滝の入り口。
大滝⇒という看板がありました。
自転車では行けないような山道でしたので徒歩で登ります。
徒歩といっても私はクリートの付いた自転車の靴です。
危ないですね~
よく滑りますね~
ヘルメットをかぶったまま登りました。
やっとの思いでたどり着いたのが20mの高さから落ちる
飛龍の滝です。
実際は、上品で芸術的な滝でした。
普通、滝ってまっすぐに落ちるものじゃないですか。
この滝は、岩に沿って紆余曲折しながら落ちてきます。
その曲がり加減と水量の上品さが芸術的なのです。
古代の日本人は、本当に自然を崇めていたんだなぁと思います。
神社に行った時は巨木や巨石が祀ってありました。
この滝も信仰の対象だったようです。
滝の下の方には竜神様らしきものがありました。
確かに滝の周辺には空気の清浄感のようなものが漂っています。
もしかしたら本当に滝には何かのパワーがあるのかもしれませんね。
この時点で4時半はまわっていたでしょうか。
急いで帰らなければなりません。
下の小さいほうの滝まで降りて行きました。
思わず滝に手を差し伸べてみます。
今日はテクノの坂は越えるし、滝を見るために激坂登るし
おまけにクリート付きの靴で山登りするし、
体は汗まみれ!ヘルメットかぶってる頭は暑い!
私はヘルメットを脱ぐと、
思わず滝の中へ頭を突っ込みました。
頭のほてりがどんどん取れて行きます。
後頭部が軽く水の衝撃を受けます。
目の前には白いしぶきをバックに、黒い岩に生えている緑の苔が鮮やかです。
水に濡れるという事が、これほど爽快に感じるとは・・・
帰りは上郡まで追い風でした。
それに午後6時くらいに帰宅出来ました。
竜神様のおかげでしょうか。
今思えば曇りのエリアだけ追い風だったようです。
走行距離…71.99km
時間…3:04:42
平均速度…23.3km
最高速度…63.0km
積算距離…10186.7km
消費㌍…1614kcal
補給食…629kcal
心拍…Avg.75%(134)Max.97%(173)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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に思わず吹き出しましたが、その後の上品な滝にたどり着いて良かったですね!
頭を突っ込む気持ち、分かります!私も峠越えの後、こんこんと湧き出る水に同じ事をしました。めっちゃ気持ちいいですよね~。
でも、頭だけでも滝に打たれて何かこう「悟り」のようなものがひらけましたか(笑)
暑くてたまらない時は自販機の水をかぶったりしました。
冷えてて気持し良かったです。
滝に打たれるのは、そういった行動の、
最も豪快な部類になりますかね。
頭だけ滝に打たれて「悟り」なんておこがましいですが
滝に打たれる人の気持ちが、少し分かるような気がします。
よく、身を清めるっていいますが、
確かに、身が清まったような・・・気がする。