私たちは茹でガエルになろうとしていませんか? |
2匹のカエルを用意します。
1匹目を熱いお湯に入れると驚いて飛び跳ねて脱出します。
2匹目は常温の水に入れ、徐々に熱して水温を上げて行きます。
すると水温上昇に慣れていきます。
そして熱湯になったときには、もはや飛び跳ねて脱出する力を失い、
茹であがって死んでしまいます。
有名な話なのでご存知の方も多いかと思います。
最近私が心配しているのは
私たち自身が茹でガエルになってしまわないかということです。
何も、猛暑日に自転車に乗って熱中症になってしまうと言った話ではありません。
私が心配しているのは地球規模で起こっている気候変動のことです。
何年前からでしょう?
気温が35度を超える日が珍しくなくなってきました。
私が子供の頃は35度を超える気温なんて、あまり記憶にありません。
「猛暑日」という言葉も頻繁に聞きますが昔はどうだったでしょう?
更には「酷暑」なんて言葉もありますが
そもそも「酷暑」という言葉自体ありましたっけ?
天気予報で「猛烈な暑さとなるでしょう」という言い方って
いつからはじまったんだろう?
「ゲリラ豪雨」なんて言葉も私の子供の頃には無かったように思います。
「気象観測史上最高を記録しました」
という報道もよく耳にします。
毎年毎年、異常気象の様な気がします。
もしかしたら正常な季節の巡り方をした年って近年ありましたっけ?
近年生まれた子供たちにしてみれば
毎年異常気象なわけですから、異常気象が普通なわけで
こうなると、異常気象が正常という妙な状態となっています。
そもそも異常気象とは30年に1度の割合で起こる気象現象の事を指しますが
異常気象を超える、極端現象という状態も多発しています。
04年は日本に大きな台風が幾つも上陸し、
そのうちのひとつ台風23号は兵庫県豊岡市に大水害をもたらしました。
05年8月にはアメリカでハリケーンカトリーナの被害がありました。
その年の12月から翌3月までは日本の新潟や東北で豪雪です。
06年2月にフィリピンのレイテ島で大雨による大規模な地滑りが発生し
約2000人が亡くなりました。
08年はミャンマーでサイクロンの犠牲者が
13万9000人にも上る死者が出ました。
日本ではこのころ、ゲリラ豪雨が多発していました。
09年は佐用町で多数の死者を出した豪雨があったのをはじめ
台湾の台風では死者は750人にもなりました。
そして今年は中国で大雨による土石流の被害が多発していますし、
ロシアでは平年の気温より10度も高い気温が続き
深刻な森林火災を起こしています。
ここ数年で思い起こしただけでもこれだけ多くの気象関連の災害が起きています。
これらの、まれにしか起こらないはずの気象災害の頻発の原因は、
温暖化にあると言われています。
温暖化による世界の極端現象(予測)の例を調べてみると
1)雨量増加
インド、中国南部、日本(梅雨)等で極端に雨量が増える。
1日に50ミリ以上の強雨日が現在の2~3倍になる。
2)台風・ハリケーン
台風やハリケーンの発生数は約3割減るが、
毎秒45メートル以上の風速が強いもの増える。
私たちは年々顕著に現れる極端現象に、どこまで耐えられるのでしょうか?
食料は?水は?
地球温暖化の原因として考えられるのが
CO2であると言うのが最も有力な説です。
私にはそれが本当なのかどうか分かりませんが
国連は各国にCO2削減を呼び掛け、そのための国際会議も行われました。
先進国と発展途上国との対立など
主に各国の経済的理由によって、
必ずしもこれらの会議が機能しているとは思えません。
今、この瞬間なら、この気候変動に耐えられます。
しかし、10年後、20年後、30年後はどうでしょう。
私たちの子供たちの世代になった時
果たして地球にどれだけの人類を生かしておく力があるでしょうか?
目先の小さな利益にとらわれて、人類の未来を失っては元も子もありません。
私たちは、それほど愚かではないと信じたいです。
しかし、政治家たちのふるまいを見るにつけ、信じられなくなるのです。
毎日、猛暑が続き、暑くて自転車に乗れないでいると
こんな事を考えてしまうのです。
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