夜中にサーキットを自転車で走るレースがあるって知ってます? |
今年もミッドナイトエンデューロに参加する事にしました。
そもそも、ミッドナイトエンデューロってご存知でしょうか?
今年で8回目の開催となりますが、岡山国際サーキットで行われるエンデューロレースです。
ホームページはこちら。
普通のレースと違うのは、
開催される時間帯です。
スタートは午後8時。
4時間のクラスのゴールは真夜中の12時です。
10時間のクラスに至ってはゴールは翌日の朝6時です。
こんなレース一体誰が考えたんでしょうね。
普通の時間帯のレースと違うと言う事は
やっぱり普通と違うのです。
きれいに電飾された自転車や選手がいたりします。
暗くて誰だか分からないので、こういった工夫もありです。
ピットも選手から場所が分かりにくいので
電飾されたプラカードを用意するチームもありました。
会場に並ぶお店も、まるでお祭りの夜店のようです。
自転車のパーツなどが、まるでりんご飴や綿菓子を売っている様に売られています。
もちろん、普通に焼きそばや、B級グルメのホルモン焼うどんなんかも売っています。
走る感覚も普通と違います。
あくまで私の感想ですが、
夜走ると、目から入ってくる情報が少なくなるからでしょうか、
静寂の中を走る感覚があります。
昼間走るより、音が良く聞こえる気がします。
タイヤと路面の摩擦音、フリーのラチェット音。
そしてまわりの選手の呼吸の音。
高速で突っ込む下りコーナーは、
あたかも宇宙にダイビングするようです。
景色が見えない分、恐怖心が抑えられるのでしょうか。
サーキットを周回する自転車はライトを点灯させて走るので
さながら動く天の川です。
もしくはホタルイカの群れでしょうか。
脚が売り切れて、まっ暗闇の中を自転車を漕ぐ孤独感は
ある意味貴重な体験です。
他人はあまり見えないので、それこそ自分と向き合うしかないのです。
去年は惨敗でした。
原因は心拍管理がまったく出来なかった事です。
完全なオーバーペースでした。
なぜ心拍管理が出来なかったかというと
よりによって、当日、心拍計のトランスミッターの電池が切れてしまったから。
でも、今から考えると、たとえ心拍計が動いたとしても
あの暗闇の中、どれくらい心拍計を活用出来たかは疑問です。
レース当日はモチベーションも高いので
よほどしっかり意識しないと自分のペースを維持できません。
オーバーペースで脚が売り切れとなってしまいます。
暗闇の中、どうやって自分のペースを守るかが今年の課題です。
心拍計が暗闇の中でも見えるように
何か策を考えないと・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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