下り基調の向かい風と上り基調の追い風はどっちが楽? |
このブログでは川沿いを吹く風について調べたことがあります。
日が昇って地面が温められると海から陸に向かって
海風が吹く、海陸風と呼ばれる気象現象です。
特に川沿いは障害物が少ないので
川が風の通り道になって海風が吹きやすいのです。
私も、午後から千種川沿いを河口に向かって南下するというコースをよく選択するので
千種川沿いの海風には、よく苦しめられています。
午後から川沿いを南下するコースを選択する理由は
下り基調だから、楽なんじゃないかと思うからです。
では千種川沿いを向かい風の中、河口に向かって下るのと
追い風の中、上流に向かって登るのと
どっちが楽なんでしょうか?
やっぱり、向かい風でも下り基調が楽なんでしょうか?
いやいや、登り基調でも追い風の方が楽なんでしょうか?
実際にやってみました。
いつもは千種川沿いを河口に向かって向かい風の中走っていますので
今回は千種川の下流から上流へ向かって追い風の中走ります。
天気予報は南寄りの風3~4mです。
坂越から県道90号線を周世まで行き、
周世からいつもの赤穂鉄道廃線跡を千種川沿いに北上します。
国道2号線からは東へ相生方面へ帰ります。
壺根や坂越では
海に近いからでしょうか?
それほど風の影響を感じませんでした。
写真は坂越の海ですが、波も無く穏やかです。
壺根にしても坂越にしても古来からの良港ですので
地形で風の影響を受けにくいのかもしれません。
坂越まで来ると、
思いつきでJR坂越駅へ行ってみました。
小さい時に行ったきりで、どんな駅だったか忘れてしまっていたからです。
う~ん、こんな駅だったっけ?
イメージ変わったかなぁ・・・
県道90号線を千種川沿いに北上します。
交通量も少なく見通しのいい道です。
千種川は昨日の雨の影響で少し増水しています。
走っていると
風、吹いているのかな?
という感覚です。
無風のような錯覚です。
道路脇に生えている草が確かに進行方向になびくので
追い風には乗っているようです。
平地無風の感覚です。
時折風向きが変わって横風を受けるのですが
その時の失速の仕方が、なるほど今は上り基調なわけだと思わせます。
順調に速度を上げられますので
下り基調の向かい風に比べれば、
圧倒的に上り基調の
追い風の方が楽です。
自転車にとって風の影響は支配的ですね。
木立の中を気持ちよくとばせます。
本当に上り基調の道なんでしょうか。
俺ってすごいかもぉ~と幻想を抱きながら漕げます。
コース選択の際には
下り基調だから楽だろうという固定観念は改めるべきだと思いました。
ハッキリとした上りでなければ風向きの方が影響が大きいです。
走行距離…34.39km
時間…1:20:21
平均速度…25.6km
最高速度…48.2km
積算距離…9276.1km
消費㌍…822kcal
補給食…172kcal
心拍…Avg.80%(142)Max.99%(176)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
自転車乗りにとって風は友達であったり敵であったりですね。
コース選択の少しは参考になったでしょうか。
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