鳩山政権にもの申す!「この国をどうしたいんですか?」 |
佐用の大水害で被災した親戚の家に挨拶に行った時のことです。
佐用の水害といっても親戚は岡山県側で被災したのですが・・・
脳梗塞で体に麻痺のあるおじいさんとおばあさん、
そして私と同じ世代の息子さんの3人で暮らす家庭です。
水害は農村部で暮らすこの小さな家族にも容赦なく襲いかかりました。
寝る所すら充分に確保できない日々と、
永遠に続くかに思える後かたずけと復旧作業の日々。
私も何度か手伝いにいきましたが、
過酷な日々が彼らの体力を日に日に奪っていくのは
手伝いに来ていた私にも痛いほど分かりました。
特に脳梗塞で体に麻痺のあるおじいさんへの影響は大きく、
容体は悪化しおばあさんと息子さんにとっては
介護と後かたずけのダブルパンチです。
両親の病院通いと介護、仕事。そして、後かたずけ。
息子さんも大変だったと思います。
たまたま、その時の仕事が夜勤のある仕事だったので
平日の昼間に病院へ連れて行く時間は何とか捻出出来ているようでした。
ところが、この前の日曜に挨拶に行ってみると
息子さんの勤務が日勤になり、
なかなか病院へ行けない状態になっていました。
おじいさんは体に麻痺があるので車の運転は出来ません。
おばあさんはもちろん運転出来ません。
息子さんにしても、生活があるので度々仕事を休むわけにはいきません。
おばあさんは最近低温やけどで足がひどい状態になっていますが
病院が遠いので行けません。
今、日本の農村部を中心に、こんなは事はいくらでも起こっているようです。
病院へ行く足がないため
認知症のおじいさんの運転する車で病院通いするおばあさんの話だとか
病院へ行きたくても行く手立てが無くて
辛抱している間に手遅れになってしまった話等きりがありません。
農村部では公共交通機関がどんどん無くなっています。
ローカル線にしてもバス路線にしても採算が取れないため消えて行っているのです。
田舎で暮らすには
車が無ければどうにもならない時代が来ています。
親戚の家の近所には立派な高速道路のインターチェンジもありますし、
少し西に行けば、交通量の非常に少ない立派な2車線の道路もあります。
しかし、車の運転の出来ない交通弱者には何のメリットもありません。
日本は本当に車社会のままでいいのでしょうか?
鳩山総理大臣は
世界へ向けてCO2を25%削減すると約束しました。
そうであるなら、公共交通機関を充実させる政策を打つべきです。
車に依存しなくても暮らしていける社会を目指さなければ
CO2の削減など絵に描いた餅でしょう。
しかも、これからは超高齢化社会がやってきます。
車を運転出来なくなる人が大幅に増えるでしょう。
車に依存した社会のままでは老人は生活出来なくなってしまいます。
御存じのとおり民主党は高速道路無料化をマニフェストに掲げています。
高速道路が無料化になれば、
国道や県道の渋滞が緩和され、結果CO2が削減出来るそうです。
また物流コストが下がることで景気によい影響が出るといいます。
本当ですか?
私には詭弁にしか思えません。
高速が無料になればみんな車で遠くへ行きますよ。
CO2削減になるわけないでしょと思います。
休日千円の今の状況でもフェリーや鉄道は大きなダメージを受けています。
四国と本州を結ぶフェリーはもう無くなるかもしれないところまで来ています。
このまま、高速道路が無料化されれば、
もっと多くの公共交通機関がダメージを受けるでしょう。
そうなれば、もっと車に依存した社会になり、車に乗れない老人などは
ますます生活が困難になるに違いありません。
あのアメリカですらオバマ政権になって
路面電車を復活させるなど、公共交通機関を充実させる方向へ舵を切っています。
ヨーロッパでは更に進んだ形で脱車社会を実現しつつあります。
本気でCO2を削減するのであれば、車の利用を減らしていく方向に政策を転換し
移動の手段として自転車に注目するべきです。
CO2削減と高速道路無料化はまったく矛盾することではないでしょうか?
たしか、民主党は「コンクリートからひとへ」なんて言っていましたよね。
高速料金割引の財源を新たな道路建設に使えるように閣議決定しました。
また、郵政改革では郵貯に国債を引き取らせてまた国が借金しやすくなりましたよね。
本気で
「コンクリートからひとへ」って思ってますか?
財政を健全化させるために事業仕分けをするんですよね。
じゃあ、高速道路無料化の財源はどうするんですか。
結局、また借金ですか?
子供手当。もらった子供が将来莫大な税金を払うことになりませんか?
農業の戸別所得補償。農家の人が必ずしも喜んでませんよ。
矛盾する政策の数々。
一体この国はどこに向かうのでしょうか?
政策に方向性を見つけるとすれば、それは選挙のため。
政治主導といいながら実は選挙主導になっているのです。
だから財源なきバラマキ政策なのです。
鳩山さんが施政方針演説で「友愛」とか「命の大切さ」なんて言ってましたが
この国をどうしたいのか、
どうしたら今の状況を変えられるかなんてさっぱり分かりませんでした。
本当は何も考えが無いから
「友愛」などの言葉しか出てこなかったんじゃないでしょうね。
国の税収は約37兆円、歳出は約92兆円。
国と地方の借金は約862兆円。
一般家庭に例えると
年収が370万円しかないのに年間920万円の生活をしていて
なおかつ8620万円の借金があり、借金は毎年増えている状況です。
ため息がでますよね・・・
この国がまともな国になったとしたら、
きっとヨーロッパみたいに自転車道や自転車優先レーンがたくさん出来ると思うんですよね。
これは冗談ではなくて本当ににそう思うんです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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