夜明け前の非日常サイクリング |
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2017年 12月 15日
この記事は12月3日(日)の出来事を書いたものです。 JR相生駅南側に早朝5時30分集合。 まだ夜の景色の中 20人近くのローディーが集結。 明るい昼間でも それだけの人数が集まれば何事かと思われるのに ましてや夜明け前の暗がりです。 相生駅南側は文句なく非日常の景色になりました。 その非日常性が 「西播磨の絶景を見よう」という 住友輪業さんのサイクリングにワクワク感をプラスします。 主なメンバーは住友輪業さんが主宰する 「欲張り朝練」の参加者たち。 という事は 多くの人が地元民ではない・・・ 夜明け前の暗い中 地元でもない人間が サイクリングするために20人近くも集まるなんて・・・ 一般の人には到底理解してもらえないでしょう。 しかし、一般の人に理解してもらえない事が ある種、参加者に不思議な連帯感を与えているような気がしました。 やがて住友輪業さんが出欠確認をし始めると 参加者は自然と輪になります。 そしてサイクリングの概要の説明がなされた後 私達はいくつかのグループに分かれて走り始めました。 私はそのうちの一つのグループの案内役として 先頭を走る事になりました。 西播磨は都会と違って明かりが少ないです。 特に竜野からはりまシーサイドロードまでの間は 真っ暗闇と言っていいかもしれません。 先頭のライトの明かりが 黒いアスファルトに白い銀河を浮かび上がらせる様です。 暗闇を進むLEDライトの列が まるで夜行列車の様に見えました。 その列車の隊列が 岩見坂に差し掛かると乱れ始めます。 列車を形成するメンバーの走力は分かりません。 しかも暗闇の中・・・ 表情もフォームも見えない。 先頭の私は 彼らの声と息遣いを頼りにペース配分するしかありません。 「この坂の上から海が見えるよ!」 そう言って失速するメンバーを鼓舞しました。 いくつかの激しい息が 薄く白み始めた空に向かって 駆け上がっていきます。 そして岩見坂の頂から私たちが見たのは・・・ 濃い青色の空の下 暗い灰色の海に散らばる漁船の明かり・・・ 操業中の点滅が まるで蛍の様・・・ 刻一刻と明るさを増す瑠璃色の空が ほのかに みんなの笑顔を浮かび上がらせ始めました。 これから始まる。 はりまシーサイドロードの絶景サイクリング・・・ ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2017-12-15 22:17
| ファンライド
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