集団走行で落車しないために車輪を重ねて走らない |
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2017年 09月 29日
この記事は9月3日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 今回からロードバイクのテクニック的な事を書きます。 まず、前もって書いておきますが 私はプロでも何でもありません。 ただの素人です。 その素人がテクニック的な事を書くにあたって いろいろ批判もあると思いますが しょせん素人が書くものですからその程度に受け取って下さい。 私は、自分の経験に基づいて書くだけですので・・・ その点は抑えておいてくださいね。 まず、JR竜野駅周辺でハンドサインや声を出して走る練習が終わりました。 いよいよトレインを組んで集団走行の練習かと思いきや そう簡単にトレインを組んだりはしません。 その前にやる事があります。 人数がちゃんと集まっているのに すぐにトレインを組んで練習しないのは それなりの理由(わけ)があるのです。 何年か前に まだロードバイクの経験が浅い人を中心に トレインを組んで練習したことがあったんです。 その時、やっぱり、経験が浅いですから 一定ペースで走るのが難しい人もいるし 速度調整をどうすればいいか、よく分かってない人もいました。 そういう人たちでトレインを組むとトレインがギクシャクするんです。 伸びたり縮んだりして安定しない。 その結果、どうなったかというと落車が発生してしまったんです。 直接の原因は前走者の急なブレーキングだったわけですが・・・ こういった経験を経て 集団走行の経験の浅い人達と一緒に集団走行の練習をする時は まずは二人一組でドラフティングの練習から始める事にしたのです。 二人一組で先頭を一定ペースで牽く練習、 後続でドラフティングの恩恵に授かって走る練習をきっちりやって それがちゃんと出来るようになって初めてトレインを組むようにしています。 私はJR竜野駅近くの ちょっとした直線コースへみんなを誘導しました。 そこのゴール&スタート地点となる歩道の広くなったところで ドラフティングのコツや注意点を説明しました。 「まず車間なんですが うち(臨時漕会)では30センチを基本にしています。 だいたい、ホイール半分くらいですかね。 この距離感をどう覚えるか?ですが これは実際に30センチの車間で見える前走者の見え方、景色を覚えるんです」 私はバスク輪さんに乗車姿勢をとってロードバイクに跨ってもらい その後ろに一人一人30センチの車間で付いてもらいました。 「この見え方が30センチです。 この見え方を覚えておいて これよりも近いとか遠いとかで車間距離を把握します。 車の車両感覚と似てますね。 それから目線なんですが 私の場合は背が低いので前走者の腰のあたりに目が行きます。 背の高い人は肩越しに前の様子が見えたりするかもしれませんね。 気を付けなきゃならないのは 前走者の後輪ばかり見続けるのは良くないですね。 トレインはカーブに差し掛かったり上りになったり 状況によって変化しますが そこばかり見てるとその変化に対応できません。 別に見るなって事ではありませんが そこばっかり見ない」 今度は私がバスク輪さんの後ろに付いて 実際に私の前輪をバスク輪さんの後輪に接触させながら ハスった時にどうするかを説明しました。 「前走者の後輪に後続の前輪が接触した時 落車する確率は圧倒的に後続なんです。 前走者はハスられても 当たった感触がわずかに伝わるか もしくはハスられた事すら気付かない程度が多いんです。 だいたいハスられても安定して走ってられます。 ハスったほうはゴメン!ってパニックになっちゃうかもしれませんがね。 そんな時は落ち着いて ハンドルをしっかりと握って 逆に前走者の後輪に押し付けるくらいの感じで 脚を止めて減速すればスッと車間が開いて事無きを得られます。 直線状で接触する分には何とかなります。 厄介なのは・・・」 わたしはそう言いながら バスク輪さんの後輪の右側に私の前輪を接触させました。 「こんな感じで接触している状態で バスク輪さんが右側に振り向いたとします。 そうすると自転車は振り向いたほうに流れますから バスク輪さんの後輪が私のハンドルを強制的に右に切らせるわけです。 こんな感じで急ハンドル切らされるとバランスを崩して落車って事になる。 でもね、これでも頑張って ハンドルをバスク輪さんのホイール左側に押し付ける様にして耐えて耐えて 脚を止めて減速すれば、なんとか助かります」 私は一呼吸おいて更に話を続けます。 「最悪なのは、この状態でバスク輪さんが減速した時ですね。 減速されると、バスク輪さんの後輪が後ろに下がるわ こっちの自転車は前に進むわで 私の前輪は強力な力で しかも大きな角度で右に急ハンドル切らされるので もうこうなると落車しかありませんね。 場合によっちゃハンドルを90度以上切らされて 一回転するくらいの激しい落車になります」 話を聞いているメンバーが神妙な表情になったところで問いかけました。 「こういう落車を防ぐにはどうすればいいと思いますか?」 「・・・・・・・・」 私は、みんなの沈黙を打ち消す様に 再び話し始めました。 「ドラフティングしてる時に気を付ける事は 車輪を重ねない事です。 つまり、前走者の後輪と自分の前輪を重ねて走らない。 これ、重要です。 でも、必死になるとやっちゃうんですよね。 前走者に必死に喰らい付いている時 ドラフティングの効果を最大限上げたくて ギリギリまで車間を詰めようとして ついつい車輪を重ねて走る。 例えば6人列車で二番手が車輪を重ねて落車すれば 二番手以降、5人が集団落車って事にもなりかねない。 実は、この手の集団落車 岡山国際サーキットのホームストレートで 実際に見たことがあるんですよねぇ・・・」 私はバスク輪さんの後輪から 自分のロードバイクを離してまっすぐに立ちました。 「いいですか、もう一回言いますよ。 集団走行では、車輪を重ねて走らない事! じゃあ、この直線を往復して走ってみましょう」 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 今日はここまで書いて力尽きました。 続きは後日、書くつもりです。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。 にほんブログ村
by a-elf
| 2017-09-29 23:09
| コギコギレッスン
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