人々の営みと瀬戸内海がコラボする景色 |
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2017年 09月 18日
この記事は8月20日(日)の出来事を書いたものです。 前回からの続きです。 「減速ぅ~!」 「ストップぅ~!」 ワタルさんは道路の海側ギリギリに 鳥居が建てられている所で止まりました。 「この鳥居、 くぐろうと思ったら海から来るしかないですね」 「秋祭りの時、 船渡御が行われたりするみたいですけど・・・ 詳しくは分かりません」 ワタルさんの言葉を聞いて 鳥居の下を覗き込むと 海からの参拝に備え 石段が造ってありました。 この奇妙なつくりには きっと何か理由があるはずです。 この神社に伝わる伝説か伝承か何か・・・ それらがこの風景を作りあげているのでしょう。 私たちは神社を後に 県道356号線に入り 大浦トンネルを経て 豊島大橋を渡りました。 これまでの下蒲刈島や上蒲刈島とは違う 人々の営みが見れるはずです。 海岸線の平坦路を走っていると 集落と呼ぶには大き過ぎる ちょっとした町が現れました。 「コギコギさん、 面白い坂が有りますが 行ってみますか?」 私の返事を聞くか聞かないかのタイミングで ワタルさんは、いたずらっぽく笑いながら ハンドサインを右に出しました。 「何?これ?」 「ループ橋ですよ」 「小さぁあ~」 軽自動車がやっと通れるくらいの 可愛いループ橋です。 「この橋は まるで遊具みたいだね」 リキさんは、そう言いながら味わう様に上りました。 「高度が上がるのがよく分かる。 おもしろいね」 私も楽しくて仕方ありません。 「土地が少ないから こうなっちゃうんでしょうね」 見晴らしの良い墓地になっていました。 「島の見晴らしの良い所に墓地をつくるのは 瀬戸内の島々ではよくある事なんです。 先祖に対する島の人の思いかな」 私達はワタルさんを先頭に 島の斜面に沿って中腹を進みました。 「ちょっと待って この景色、好きだなぁ・・・」 平地が少ないからでしょうか。 家々が階段状に建ち並びます。 その甍(いらか)の波の向こうに豊浜大橋が見える。 更に進んで、 その豊浜大橋から小野浦を臨みました。 多くの船着場が密集する姿は 何となくジブリの世界を思わせます。 まるで外国みたい。 船が如何に人々の生活と一体になっているか・・・ 聞けば豊島は「豊島タチウオ」ブランドで有名な沿岸漁業と 屋久比島(無人島)に船で耕作に出るほどミカン栽培が盛んだそうです。 漁業も農業も船が必要・・・ それがこの風景を育んできたのでしょう。 豊浜大橋から景色を眺めていましたが 後続がなかなか来ません。 私は心配になって引き返しました。 すると豊浜大橋から少し上った所で atushiさんがチェーン落ち。 その作業をしていた場所から 私好みの瀬戸内の景色が見えました。 家々の屋根の向こうに瀬戸内海と船が見える・・・ ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。 瀬戸内の景色というのは 人々の営みと海がうまくコラボレーションするところがいいですね。 このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。 ポチはどれでもひとつでいいですよ。 読んだら忘れずポチしてね。
by a-elf
| 2017-09-18 21:29
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Comments(2)
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