知らない道の先にあるもの |
フクちゃんから
のび~さん&のびこさんを迎えて
地元西播磨を走るサイクリングのサポート役を要請されたのは
1カ月以上も前の5月8日でした。
名古屋を走った時にお世話になったとかで
今度はこちらが地元を案内するのだとか・・・
リキさんやメタさん夫妻、
それにイニシャルDさんも加わるという事で
フクちゃんは張り切っていました。
コースのプランを複数考えて
実際に試走をして
かかった時間から立ち寄りポイントを決めていきます。
私だったら
大体のコース決めたら
後は野となれ山となれ(笑)
フクちゃんから最終的なコースを聞いて
私は頭の中で
あの道走って、ああ行って、こう行って・・・
シュミレーションします。
勝手知ったる地元の道ですからね。
ところが・・・
「ええっ?ここ入るの?」
「マジぃ~?この道抜けられるんや!」
「こんな道、知らんでぇえええ!」
「ああっ、ここに出るのか!」
フクちゃんは幹線道路から外れた細道を次々と入っていきます。
恥ずかしながら
私の知らない道ばかり・・・
同じAからB地点に移動するなら
自転車で行ける違うルートを設定しようって意気込みが感じられるというか
丹念にルートを組んだなって感じられました。
どのルートも車だと離合しにくくて入って来にくい
逆に言えば自転車向きの道ばかりだったんですね。
「こんな道、知らんかったわぁ~」
地元民であっても
知らない道を走るのはワクワクします。
知らない道の先に
まだ見た事の無い景色が待っているのですから・・・
そう言えば少年の日
知らない道を行ってみる事は日常茶飯事だったかもしれません。
住宅街を流れる用水路をたどって行く先に何がある?
破れたフェンスをくぐって行くつく所は?
家と家の間にあるブロック塀を平均台にして歩いて行った先には?
思えばそんな道を繋いで繋いで遊びまわるのが仕事みたいなもんでした。
先頭に立って細道を行くフクちゃんを見ていると
ふと私たちがギャングエイジだった頃を思い出しました。
大人になった今も
やってみると楽しいかも!
「どこ行くねん?」
知らない道を繋いで繋いで
サイクリング!サイクリング!ヤッホー!ヤッホー!
西播磨を走るなら
今が一番いい・・・
「リキさん・・・
西播磨は今
播州小麦の収穫と田植えが同時に行われるんです。
小麦の収穫が終われば
同じ田んぼで田植えが始まります」
知らない道を進んだ先に・・・
麦秋を迎え黄金色に輝く田んぼの横に
水が張られ空を映している田んぼが見える・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
フクちゃんが私の知らない道を走ってくれたおかげで
何気ない景色が、
実は私の故郷、独特の景色であることに気付かされた気がします。
そして、その景色を美しいと感じられたことは収穫でした。
もしかしたら定番コースの途中にある
行ったことが無い細道の先に
ワクワクする様な何かが眠っているかもしれませんね。
自転車の機動力なら入って行けるはず・・・
このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。
ポチはどれでもひとつでいいですよ。
読んだら忘れずポチしてね。
にほんブログ村
ユックリ組の先導とはこういうペースなんだということを改めて勉強させていただきました~m(_ _)m
緩い登り坂でも十分にギアを落としてパワーをかけずに登ることで、ほぼ100kmのライドでしたがこんなにも最後まで余裕を持って走れるのだということが、この初心者にも理解することが出来ました!( ゚ω^ )b ジョセイジン ニモ コウヒョウデシタ♪
ライド中はコギコギさんが「こんな道、知らんでぇえええ!」と声をあげられる度に~フクちゃんがニヤニヤとご満悦の表情をしておられるのが背中越しでもわかりお二人の関係性も楽しませて頂きました(笑)
知らない道を行くのは、本当にこの歳になっても子供の頃の冒険心が蘇るようでドキドキワクワクと楽しいのですが···
結構な斜度と距離を豪快に下るの時だけは途中からドキドキハラハラに変わるのは私だけでしょうか? (;´Д`q) ノボリカエス キョウフガ···(爆)
私が先頭を牽かせてもらいましたが
ペース配分は何も特別な事をしていません。
ただ一定ペース(一定負荷)を守っただけなんですよ。
それでも何か参考になるものがあったとおっしゃって下さるのなら嬉しい限りです。
ですからね・・・
ゆっくり走れば坂なんて怖くないですよ。
大丈夫です(^_-)-☆