いつものように最後の〆はだるま珈琲 |
前回からの続きです。
気まぐれで立ち寄った牛神社が思いの外面白かったのか
バスク輪さんから更なる提案がありました。
「鉄腕ダッシュで
城島が耐火レンガつくるために訪れたレンガ工場が
三石にあるんですが・・・
行ってみますか?」
私、残念ながら鉄腕ダッシュは見ていないのですが・・・
何でもダッシュ島で鉄を生産するべく反射炉が必要であるため
その材料調達のため三石を訪れたのだとか・・・
そんなこと聞いたら行かない訳ありませんよね。
三石はコース上にある街なので
何度も通過しています。
しかし、街の中に入った事は無く
どんな所か全く知りません。
ただJR三石駅を案内する標識を見ただけです。
私たちはバスク輪さんを先頭に三石の街へ入っていきました。
どことなくレトロな昭和の香りのするたたずまい・・・
「実は僕のおじいちゃんがレンガに関係のある仕事に携わっていたんで
三石は親しみのある街なんですよ」
「へぇ~そうなの・・・
俺なんて三石がレンガの街っていう事も知らなかった」
「レンガ工場の後に行きますけど
三石には3km間に8か所のアーチ橋が、
ほぼ原形を保ったまま残っているんです。
しかも現在も使用され続けているという点が貴重ですね。
そう言った意味で三石の煉瓦橋は
日本で最大最古と言える」
「バスク輪さん、詳しいねぇ~」
「さあ、あれが城島が訪れたレンガ工場です。
創業が明治25年らしいですから
もう100年以上・・・125年ですね」
板張りの壁の建物が如何にも古さを感じさせます。
遠くに、かつての採掘場が見えます。
「コギコギさん、レンガの原料っていうのは
ロウ石なんですよ」
「ロウ石?」
「ロウ石っていうのは・・・
ほら、小さい時、地面に落書きしたりしたでしょ。
あれですよ、あれ・・・
あれがロウ石です。
あそこで採掘して三石でレンガにしていたんです」
「へぇ~」
「それじゃあ、煉瓦橋に行きましょう」
程なく、重厚な煉瓦橋に行き当たりました。
実際に現役という事で
美しく手入れされているという風では無く
生活の中に溶け込んでいる感じでした。
もっとレンガの建物たくさん建てて
町おこしすればいいのに・・・」
どちらかというと昭和の香りのする寂れた印象の街並みです。
ここにレンガの街らしいレンガ造りの建物が建ち並べば
きっとお客さんも来るだろうに・・・
「一応、町おこしの活動もしてるみたいですけどね・・・
コギコギさん、このまま真っ直ぐ行けばいつもの道です」
私たちは県道96号線から赤穂、坂越を経て相生に戻ってきました。
そして最後の〆は
いつものだるま珈琲・・・
以前と同じに自転車談義・・・
オムライスや牛神社、三石の煉瓦の話が花を添えます。
もしかしたら自分の命は・・・
そう思った時に彼は「自転車に乗れなくなる」事を考えました。
BORA ULTRA TWOを私たちに託した気持ちを忘れることが出来ません。
いつものように口のケイデンス高めのコルナゴさんに
自転車人生が返ってきました。
ただ、自転車に乗れることが
どんなに素晴らしい事か・・・
走行距離…99.24km
時間…05:19:25
平均速度…18.64km/h
最高速度…50.68km/h
平均CAD…75
積算距離…1654km
消費㌍…1902kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.112Max.158
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。
ポチはどれでもひとつでいいですよ。
読んだら忘れずポチしてね。
にほんブログ村