佐用の大イチョウの前を秋は駆け足で通り過ぎた |
長いこと自転車に乗っていると
大体の年間スケジュールが決まってくるんですよね。
例えば毎年このレースに出場するから
だいたいこの時期に追い込み練を始める・・・とかね。
私にもそういうの、ありますよ。
自転車のシーズンが終わり
LSDの冬を迎える気持ちにさせるもの・・・
ただ単に気温が下がって来たから冬ではないんです。
それは極めて視覚的に冬の訪れを感じさせてくれるものなのです。
私にとっての「それ」は佐用の大イチョウなんですね。
樹齢千年といわれる大木が黄色に染まれば
自転車のシーズンは終わりを迎え
冬場のトレーニングを始める・・・
11月の声を聴くと
佐用の大イチョウの事が気になり始めます。
もう、紅葉してるかな?
そう思ってサイクリングのコースに佐用の大イチョウを組み込むのです。
11月6日(日)にチームのみんなと見に行った時は
まだまだ青々としていました。
マッスルさんが相坂峠で千切れた記事を書きましたよね。
あの時、佐用の大イチョウを見に行ってたんです。
幹の太さを示すために立ってもらいました。
ちょうど翌週が「いなちくロングライド」でしたから
必ず大イチョウを見に行こうと心に決めていました。
そして1週間後・・・
いなちくロングライドの最後に訪れた時です。
これなら、この翌週は紅葉の盛りだと思いますよね。
コージ君の結婚式の翌日
私は期待に胸を膨らませて
佐用の大イチョウへとロードバイクを走らせました。
さて、佐用の大イチョウはどんな表情を見せるのか?
佐用の大イチョウへ続く小さな角を曲がると
目に飛び込んできたのは鮮やかな黄色!
佐用の大イチョウは既に殆ど落葉してしまっていました。
まだ青みが残っていた葉っぱが落葉してしまうなんて・・・
私は佐用の大イチョウが最も艶やかに装った姿を見る事が出来なかったのです。
今年の秋は駆け足で過ぎて行きました。
帰り道は国道373号線を千種川沿いに南下します。
するとペダルが軽い。
「追い風だ・・・」
夏は瀬戸内海から吹き上げてくる南風が強烈な向かい風となるのに対し
冬は北風が山から海へ吹いて追い風となります。
ハンドルから伝わるアスファルトの感覚が心地良い。
鳥が千種川の川面を滑るように滑空する様に
私は国道373号線を滑空するのです。
「この風が吹き始めれば・・・冬だな」
そう、私達、自転車乗りは
風によって季節を感じる事が出来るのです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
そろそろLSDの季節がやってまいりました。
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なかなか難しいものですね。
だからこそ,出会えたときの喜びが大きいのでしょうね。
いっしょに走らせてもらうようになって3年目,すでに,佐用の大イチョウ,龍野の紅葉,新舞子の干潟のベストタイミングに出会えているぼくは,相当な幸運の持ち主かも!
残るは寒霞渓!(笑)
ベストタイミングで見る事が最も難しいのは佐用の大イチョウですね。
地元に住んでいて
毎年通っている割には
リキさんと見た佐用の大イチョウ以上のものは
見たことがありませんから・・・
リキさん・・・持ってますね(^_-)-☆