ロードバイクが幸せを運んで来た |
昨日、とてもおめでたい事があったので、そちらの方を割り込みで書かせてくださいね。
それでは本文に入ります。
この記事は11月20日(日)の出来事を書いたものです。
フクちゃん夫妻と私、
そして臨時漕会の数人のメンバーは
ホテルから手配されたマイクロバスに乗り込んで
自転車で走り慣れた道を新舞子へ向かいます。
「俺さぁ~葬式用に礼服買っといて良かったわ~
まさかこの歳で新郎の友人として結婚式に出席する事になるなんてね・・・」
フクちゃんも「そうだね」という様にニッコリと笑っていました。
するとフクちゃんの奥さんが続けて話しました。
「実は今日、私たち結婚記念日なの。
結婚20年!
私たちの頃は礼服と言えばダブルで肩パット入ってたわよね。
今の結婚式って、どんなのかしら」
そのダブルで肩パットの入った礼服はちゃんと健在なのですが
シングルでシュッとした礼服で来て正解だったみたい。
若い人はみんなシングル・・・
10年ひと昔といいますが
時代はすっかり変わってます。
ちょうど新舞子は引き潮で
あちこちに潮だまりの見える干潟になっていました。
いつもはロードバイクで走る道をマイクロバスはゆっくりと進みます。
ホテル・シーショアに到着した私たちは
係の人に案内されて受付へ向かいました。
新郎新婦がロードバイクが縁で結ばれたことを物語っています。
ホテルのチャペルで厳かに結婚式が執り行われた後
披露宴会場の「臨」と書かれたテーブルに着席しました。
ショップのサイクリングで出会った二人は
その瞬間から、お互い感じるものがあったそうです。
スクリーンに映し出される二人のプロフィールの映像の後半は
ロードバイクばかりでした。
ロードバイクが縁で結ばれた二人を前に
私とフクちゃんは感慨にふけりました。
「臨時漕会を結成して来年の秋で10年・・・
結成当時、メンバーの結婚式に呼ばれることになるなんて思わなかったよな」
「あの当時でオッサンばっかだったしね」
「人数も30人以上に増えたし・・・」
「ロードバイクに乗る女の人、増えたもんなぁ・・・」
「うん、増えた・・・
ロードバイク人口自体が物凄く増えたというのもあるけど
その割合は確実に増えてる」
「ウエアーも洗練されたデザインの女性ものが出てるし
ロードバイクも女性が乗れるサイズが増えたし・・・
高梁ヒルクライムレースも女性、多かったし・・・
ショップ系のチームだったら3割くらい女性かな」
「まぁ・・・臨時漕会は男ばっかだけどね(笑)」
私がMTBに乗り始めたのが26年前
ロードバイクに乗り始めたのが・・・正確には覚えていませんが
二十数年前になるでしょう。
当時、7枚だったスプロケが
今は11枚になりました。
クロモリばかりだったフレームは
アルミが出てチタンが出て今はカーボン真っ盛り!
技術が進むのと並行して
実はロードバイク文化も成長していったのだと思います。
一部のマニアな男たちのスポーツだったロードバイクが
今や国民的スポーツと言ってもいいくらい
男女、共に楽しめるスポーツへと進化しました。
そして、それらの象徴と言ってもいいのが
ロードバイクが縁で結ばれた二人ではないでしょうか。
私の周りにはロードバイクで人生を豊かにしている男たちが沢山います。
だから、ロードバイクは人の人生を豊かにする力があるし
それを身をもって感じている私には疑う余地はありません。
そして、この日
ロードバイクは幸せをも運んで来たのでした。
そしてこの幸せは
もっと広がっていく予感がするのです。
ロードバイクを愛する夫婦の家には
当たり前のようにロードバイクが置かれる。
そして子供たちは
ごく自然に自転車に触れることが出来る。
そしてごく自然に、自転車にどう乗るのかを覚えてゆく事でしょう。
そして、その連続が
この国に成熟した自転車文化をもたらすのだと思います。
ロードバイクが
もっと多くの人々に幸せを運んで来る・・・
私には、そんな予感がするのです。
実は・・・
結婚式の後
ブーケトスがありますよね。
これまた、なんと可愛らしい女性ローディーだったのです。
また更なる幸せの予感・・・
コージ君!結婚、おめでとう!
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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