RS9で200kmオーバーロングライドは? |
前回の琵琶湖周辺サイクリングにRS9で行かなかったので
RS9はまだ100km程しか走っていません。
「コギコギさん
新しいロードバイクを買ったはいいけど
フレームが硬すぎてロングライドには乗れないって物もある。
速いけど体へのダメージが大きいってやつさ・・・
RS9がそんなフレームじゃなければいいね」
先輩ローディーからのそんな忠告を
私は少し不安な気持ちで聞いていました。
せっかく大金をつぎ込んだのです。
出来ればオールマイティーなフレームであって欲しい・・・
しかし、こればっかりは乗ってみないと分かりません。
フレームの剛性が上がった事による
体へのダメージはどれほどなのか?
それともう一つ・・・
私には気がかりなことがありました。
ROTORの楕円を入れて
チェーン落ちの迷宮へ迷い込んだのは御存じのとおりです。
RS9に深い傷を負わせてしまった私は
チェーン落ちのトラウマがあるんですよね。
真円に交換したので変速性能は改善されているとは思いますが
それでもROTORの真円の変速性能に
絶対の信頼を置いているわけではありません。
ROTORの真円はチェーン落ちしないのか?
これら二つの疑問を確かめるべく
私はロングライドに出かける事にしました。
コースは最も走り慣れた「200kmオーバー出石そばコース」です。
万が一トラブルが発生した場合に備え
私はバスク輪さんに同行を頼みました。
自転車を自分で組める事、
そしてDi2に精通している事、
更に彼はROTORの楕円を導入中である事、
これらがバスク輪さんに同行をお願いした理由です。
今回のサイクリングの目的は「ノートラブル」
チェーン落ちせず、何のトラブルも無く200km走り切る事によって
いよいよ単独でもRS9に乗れる日が来ようというものです。
早朝の午前6時出発!
揖保川沿いを順調に北上。
殆どが上り基調・・・
「確かに、今までより進む気がする・・・」
サイコンに表示される速度が
今までより速い気がしました。
ROTORの真円は「カチャン!」という音と共に
しっかりと変速しました。
ただ、アウター、ローや
インナー、トップなど斜め掛けをすると
ギヤ2枚分くらいは接触音が大きい。
まあ、こういうギヤの掛け方は通常は行わなないのですけどね。
やはり、変速性能は純正のシマノが一番です。
ただ、ROTORも真円ならば
ギヤが掛かりにくいような挙動はありませんでした。
ピシッ、ピシッ、っと、正確に変速してくれます。
冨土野峠を淡々と越え
日本海側への下りでRS9のハンドリングの良さに感心した後
大屋川沿いを北上。
いつものスーパーで休憩。
ここでバスク輪さんはDi2を調整し始めました。
「何してるの?」
「いや、ホイールを替えたんで微妙に違ってくるんですよ」
「へぇ~
そんな風に調整出来るのか・・・」
私たちは時折先頭交代しながら
大屋川沿いを快調に飛ばしました。
臨時漕会御用達「出石皿そば山下」に到着!
テーブルがそばで埋まります。
そしてポツリと呟きました。
「コギコギさん・・・
のんびりサイクリングと言いながら
アベレージが27ありますよ」
「えっ?
に、にじゅう、な、ななぁああ!」
「俺、これまでに、27越えたのは一度ある。
ショーン君とハンセル君と3人で走った時に27.37というのがあるけど
ガンガンに走ったぜ。
それに、当時使ってたサイコンはアベレージがGARMINに比べて甘く出る。
それを考えると大幅なアップだな」
どれだけ脚を使ったかという感覚も
当時に比べれば、相当温存出来ている感じです。
「今のところ、体へのダメージも少ない・・・
やっぱ、結局は、速い方が楽だよな。
速いっていうのは短い時間で遠くへ行けるって事だもん・・・」
RS9で200kmオーバーを走り切れば
一体どんな結果が待っているのか?
私は確かな手応えを感じていました。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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