ロードバイクとインターネット |
皆さんも実感されていると思います。
その要因の一つに
ロードバイクとインターネットは相性が良い事が上げられるでしょう。
まず、ネットが無かった時代
ロードバイクは(そもそも当時はロードレーサーと呼んでいました)
一部のマニアのもので一般的では無かったんです。
ロードバイクの乗り方の基本的な事でさえ
まるでブラックボックスでした。
例えば長距離を走るためには補給しなければなりませんが
その事すら分からないままに走っていたんです。
私がそうでしたからね。
情報源と言えばサイクルスポーツという自転車雑誌ぐらいでした。
だからペース配分を考えて
補給もちゃんとして100km走れるようになるまで何年もかかりました。
ところがネットが発達した今は
キーワードを入れて少し検索すれば
100kmを走るためのあらゆる情報を瞬時に手に入れることが出来ます。
それらの情報を丹念に調べて行けば
私たちが何年もかかって成し遂げたことを
ほんの数ヶ月で成し遂げることが出来るんですよね。
ロードバイクっていうのは100km走れるようになると一気に世界が広がります。
結果、短期間でロードバイクの魅力にハマり更に走るようになる・・・
それに、仲間を見つけるのも今では容易になりました。
もともとロードバイクというのは
初対面の人でも簡単に一緒に走れるので
他のスポーツより友達を作る垣根が低いです。
野球やバレーボールをしようものなら
それだけの人数が要りますし
グラウンドや体育館を確保しなければなりません。
ところがロードバイクには何人か集まらないと出来ないというのはありません。
道さえあれば、そこがフィールドになります。
加えてSNSの発達によって
週末に一緒に走る友達も見つけやすくなりました。
そして仲間内での情報の共有化も簡単に出来ます。
こうやってロードバイクを乗るノウハウも
ロードバイクを一緒に乗る友達も
短期間のうちに手に入れることが出来るようになりました。
(その気になれば、の話ですけど・・・)
これがインターネットがロードバイクの普及に貢献している点です。
それでは逆に
インターネットがロードバイクにとってマイナスになる部分はあるでしょうか?
あると思いますか?
それとも無いと思いますか?
私は、かなり大きな問題がネットにはあると思っています。
それはネットの匿名性・・・
ロードバイクに対して批判的な人々(多くが車のドライバー)も
インターネットを使いますよね。
もともとネットは匿名性が高いですから
批判する言葉がより一層辛辣になり過激になっていきます。
そして、それを読んだ人々が更に輪をかけて批判する・・・
中にはそういう過激な批判に影響されて
幅寄せをしたりという実際の行動をとる人も出てくる・・・
こうなるとお互い匿名性の高いネット上で
辛らつな言葉で罵り合う様になってしまうんです。
これでは何も生まれません。
何も発展しません。
こういった事は何もローディーとドライバーの対立に限った事では無く
例えば、仲の悪い国の国民が互いに辛辣な言葉で罵り合ったり
同じ国でも政治的な立場の違う人々であったり
宗教、人種、民族・・・世界中の対立関係の人々が
匿名性の高いネット上で対立を更に煽る行動をとっているんですよね。
インターネットがもたらした憎悪を煽る仕組みが
ロードバイクとドライバーの対立を悪化させている気がしてなりません。
私たちが出来る事というのは
結局のところ「安全に走行する」事
そして紳士である事でしょうか。
効果てきめんというわけにはいきませんけど・・・
参考文献として
このブログの過去記事を紹介しておきますね。
「自転車乗りは嫌われている・・・しかも、もの凄く・・・」
見てもらいたいのはコメント欄です。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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情報を伝えるツールが偏見を生み、理解よりも
感情的な対立を煽ってしまう結果になることがありますね。よく知らないことを断定的に話したり偏見で決めつける人は好きになれませんが、自分がそんな愚かなことをしないよう注意せねばと思います。
先日車を運転していたときのこと、初老の男性が、高級ロードバイクに派手めなウエアで颯爽と走っていました。かっこいいなと思った瞬間、赤信号なのに止まらないで左折していってしまいました。高級ロードバイクもウエアもダサく見えました。偏見ではないですが、ルールやマナーを守らないと悪者に見えてしまいますね。ロード乗りは紳士であれという言葉はその通りだと思います。
因みに先々週の夕方、多分山崎の揖保川の東岸の道でロードに乗っていて、臨時漕会の皆さん(多分)の列車とすれ違いました。かっこ良かったですよ。
師匠をはじめ臨時漕会の責任は軽くないっす!
そのなかから自分が進むべき方向への助けになる情報を見つけ出すのは難しい作業かもしれません。
ネットで情報は私は発信しているものも含めて
鵜呑みにしない事が大切ですよね。
特にローディーは批判の対象でもあります。
ドライバーから注目されている存在です。
そのことをちゃんと理解して行動しないと
私達への批判をより激しくさせてしまいます。
だからこそ私たちはマナー良く安全に走行しなければなりません。
ローディーたるもの紳士たれですよね。
因みにご覧になった列車には私も乗っておりました。
出来るだけ、そのままにしています。
私たちに批判的な人たちが
どういう考えを持っているのか・・・
そういう事を知る為に
また、そういったものをローディー知ってもらうために
この記事を残しています。
私を含め臨時漕会のメンバーは
ある程度自分たちが注目されているのは知っているので
その影響力に責任を感じていると思います。
そのことを踏まえ行動していきますね。
そして、マナーの悪いロード…これは何に限らずですが沢山いますね。ただ、分野で見ればロードバイクはまだまだ色物何だと思っています。そして日本の明らかな譲りあいの精神が乏しい事に悲しく思います。一度だけロード乗り同士で揉めた事があります。私は友人と2人で信号待ちをしていました。すると5人の集団がどけこらと怒鳴ってきましま。赤信号でです。いやいや、おかしいでしょと流石に揉めました。乗り始めてまだ一年半ですが、やはりダメな奴らはいるんだなと…田舎なので車は居ませんでしたので「下り坂で止まってんじゃねぇよ!」でした。そんな連中がいれば色物としてまぁ、嫌われますよね。私は車もバイクも乗りますし、どちらの言いたい事も分かります。ですが、やはり大切なのは加害者にも被害者にもならないならせ無い為に譲りあい、ルールとマナーとモラル、それらをまずは自分自信がキチンとやって行こうと思っております。ロードに乗るようになってから特に乗り物全て以前より安全運転する様になりました。
最後になりますが、記事本当にありがとう為になります。ありがとうございました。
私達が世の中に認められること
そして「安全に走行する」ためには
まずは私達が紳士でなけらばなりませんよね。
マナー良く譲り合いの精神をもって行動しなければ
ロードバイクの未来は無いでしょう。
MADさんのおっしゃる通りです。
地道ではありますが
お互いに、そういう事を広めていきたいですね。
きっと認められる日が来ると信じています。