初詣サイクリングで見た室津の正月の風景 |
万葉岬で初日の出を見た後は
そのまま初詣にサイクリングに行く人達もいましたが
私は一旦家に帰る事にしました。
31日まで仕事・・・
早起きするには紅白や、ゆく年くる年なんて見ていられませんから・・・
家族と大晦日らしく過ごしませんでした。
だから元旦の朝くらいは
ちゃんと正月らしく過ごそうと思ったのです。
ちょうど、手が寒さにやられて千切れそうで
サイクリングどころではありませんでしたしね。
家に帰ったら洗面所で手をお湯に浸して
やっと元通りになりました。
ホント、寒かったです。
家族と新年の挨拶を交わし
年賀状を見て
お雑煮を食べたりおせちを食べたりして
のんびりと過ごしました。
そして、そのままお酒を飲んでグダグダしたのかというと
そうではありません。
また自転車で走り始めたんです。
いつの正月だったか・・・
31日まで仕事でしたから
元旦はおせちを肴に酒を飲んでグダグダしようと思っていたんです。
そしたら、ぴよぴよさんから「走れますか?」とメールが入った。
「元旦から乗るんですか?」と返すと
「どうせ酒飲んでグダグダするんだったら
自転車に乗ったほうがいいじゃないですか」と返された。
この時、それもそうだよなと思ったんですよね。
元旦だから酒飲んでグダグダしなきゃならないってことは無い。
乗ればいいんだって・・・
それ以来、元旦から初詣サイクリングに出かける事にしています。
ただ単にサイクリングではありませんよ。
この時期はLSDで初詣なのです。
心拍を120以下に維持して走ると
高速巡行では見えなかったものが見えたり
感じられなかったものが感じられたりするのです。
同じ道でも「歩く速度」と「車の速度」では随分印象が違うように
「高速巡行」と「LSD」では違うんですよね。
特に正月はガンガン高速巡行で走るより
遅いLSDで走ったほうがいいでしょう。
なぜなら、その方が正月らしさを感じられますから・・・
適度なアップダウンとコーナーが連続する
はりまシーサイドロードから「室津の街並み」の案内標識に従って
左方向に集落内に入っていきます。
すると路面はアスファルトから石畳に変わり
街並みは平成から昭和へ変わった気がします。
そしてこの古い街並みは室津の賀茂神社へ続くのです。
実家にあいさつ回りに来たであろう子供を連れた若い夫婦や
孫にせがまれて何処かへ出かようと
玄関を開けた瞬間のお祖父ちゃんが見える。
そんな路地を進むと
家並みが途切れたところから
色鮮やかな旗の群れが見えるんです。
室津を故郷に持つ人が
これこそが正月の景色であると膝を叩くのはこの景色ではないでしょうか?
日の丸と一緒に掲げられた色鮮やかな大漁旗がはためく景色は
どこかノスタルジックで心が癒されます。
日本の原風景は何も農村ばかりではない、
室津の様な漁村も日本の原風景だと思うんですよね。
ちょっとした急坂を上ると直接神社の境内に入る事が出来ます。
由緒正しい神社なのですが
自転車乗りの間では自転車お守りが買える神社として有名です。
古いお守りをお返しして参拝してきました。
「今年は落車ゼロ事故ゼロでありますように・・・」
そして新しいお守りを手に入れました。
実は去年、臨時漕会では
落車が最も多かったんですよね。
神頼みだけでは落車は減らせない・・・
今年こそは・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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