小豆島の雲 |
蒸し暑かった下界が嘘の様だ。
気温が下がり腕の体毛に水滴が付き始めた。
我々は小豆島の頂に発生した雲の中を走っているのである。
台風11号の置き土産か…
下界が晴れていたせいで
雲が途切れるかもしれないと期待した。
実際、雲の下までは獲得標高が見える景色が広がっていたのである。
寒霞渓から更に上の四方指し…
そこからは羽ばたけば飛んでいけそうな絶景が見えるはず…
ちょっとした奇跡に期待した。
しかし、果たして奇跡は起こらなかった。
「それに、寒い!」
「こりゃ下り、大変だぞ」
「ベストの一枚でも持って来ればよかった」
「いや、あの蒸し暑さじゃ、そんな発想、思い浮かばないよ」
間も無く18%の坂を下って下界に降りてくる。
すると案の定、蒸し暑さが戻ってきた。
ほんの少し前の寒さが懐かしい。
我々は、ほんの少し前まで別世界にいたのだ。
上空で何も見えなかったが
損をしたとは思わなかった。
逆にこの季節に寒さを味わえた事を幸運に思う。
力を出して上った事に損も得も無い。
我々は車では無く自分の力で上ったのである。
景色だけが魅力ではない。
力を出す事が魅力なのだ。
走行距離…70.06km
時間…6:15:31
平均速度…17.28km/h
最高速度…55.05km/h
平均CAD…85
積算距離…42495km
消費㌍…2958kcal
補給食…###kcal
心拍…Ave.131 Max.###
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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しかし・・・あの下りはちょっと泣きが入りました(-_-;)怖かった~(T-T)
それに、小豆島にまた行く楽しみができました。また、誘って下さい!
遠い何処かで力を振り絞って走るという行為が非日常ですね