80%、去年の時分に勝てるはず・・・ |
早起きは三文の徳ではありませんが
レースの時は早起きです。
エンデューロレースのスタート時刻は午前8時33分の予定。
朝食はスタートの3時間前までに食べ終えておきます。
何故ならスタートの時点で消化されて
エネルギーに変換されやすいようにするためです。
愛車のアンカーRFX8には決選用ホイールとして
コスミックカーボンを履かせてあります。
要らない装備は取り外し戦闘的ななフォルムになりました。
既にハイエースに積んであります。
思えばこの日を迎えるため3カ月も前から準備してきました。
冬の間LSDを中心に体のベースをつくり
春の訪れとともに追い込み練で仕上げる。
毎年同じ事を繰り返していますが
今年が一番うまくいったと感じていました。
LSDをすると心拍が低くなる・・・
それは毛細血管が構築されて酸素供給量がアップするから。
しかし、そのままLSDを続けると
心拍は再び上昇します。
これは勝手な解釈ですが
低負荷のトレーニングが続く事で
心臓の一回当たりの拍出量が低下するからではないかと推測しています。
平たく言えば、心臓がドックんした時の血液を送り出す力が弱くなる。
それをカバーするためにも追い込み練が必要なのです。
今年は心拍の低下が例年より早く訪れました。
何故かは分かりません。
しかし少なくとも毛細血管は順調に張り巡らされていったのでしょう。
ただ、LSDをすると一旦走力が落ちます。
スピードやパワーはLSDでは鍛える事が出来ませんからね。
だから追い込み練をしてV字回復させるのですが
今年は走力が下がり切る前に追い込み練を始められたと思っています。
LSDもやった、追い込み練もやった・・・
3月27日に本番のエンデューロレースを想定して行った
トリガタワTTでは、それまでの最速記録26.15km/からh27.77km/hへと
アベレージを大幅にアップさせました。
これまで蓄積した心拍やアベレージ等のデータから
今回のエンデューロレースに大きな手ごたえを感じていました。
エンデューロレースを上手く戦えるかどうかは
80%以上が準備に掛っていると思います。
スタート地点に立った時、既に結果の80%は決まっているのです。
このところ雨が続いていましたがレース当日の天気予報は晴れ。
予想最高気温は20度と絶好のレース日和になりそうです。
車に乗り込む時に少し寒いと感じましたが
そのくらいの方が持久系スポーツにはありがたい。
何よりドリンクの消費が抑えられます。
岡山国際サーキットに向かう道中、霧が立ち込めていました。
風が無いってことか・・・
このまま風が吹かなければいいのに・・・」
エンデューロレースの80%以上は走り前から決まっていますが
残りの20%が、天候であったり、ペース配分であったり
いい風除けに巡り合ったり等の運、不運に左右される不確定要素です。
レースが面白いのはこの不確定要素があるからなんですよね。
「いつものように9-Bを確保しました」
ピットの場所取りに奮闘してくれた
住友輪業さんのメールを確認しながらピットへ向かいます。
ピットに到着すると、臨時漕会メンバーはレースの準備に余念がありません。
ローラー台でアップする者、
ジャージにゼッケンを付ける者
計測タグをフォークに取り付ける者
ドリンクを準備する者・・・
「hiroさんの」
「マジで!ハイエンドモデルやん!」
「今日、これに乗るみたいっすよ!」
今回のレースで臨時漕会は4時間ソロで
hiroさん、住友輪業さん、ボーンズさんの3名を先頭集団に送り込みます。
そして私とフクちゃん、バスク輪さんは先頭集団に乗らずに戦う予定。
最もタフネスのモーニングさんは、ただ一人、7時間ソロにエントリー
タイプRさんは2時間ソロにショップチームのメンバーとして参戦します。
それぞれが準備をしてきました。
その集大成がレース・・・
それぞれが思惑を持ってスタート位置に自転車を置きます。
先頭集団に乗る者は前の方へ
私とフクちゃん、バスク輪さんは先頭集団の後ろに陣取りました。
具体的には36周、上位20%台に入れば去年の自分を越えられるはずです。
「でもしたんでしょ」
「うん、でもな、36周って1周6分40秒で走り続けるんやで・・・
速いよなぁ~」
準備は全て行った。
直前のトリガタワTTの結果を見ても去年の時分に勝てる筈・・・
しかし・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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その朝の霧とナビ様の誘導により、サーキットまでわけのわからん山中の道を恐怖の運転してました。(離合が難しそうな所あるわ、ガードレールないわ…)レース前に心拍数MAX状態(笑)
後で調べたら 快適な道が有るのにね…(・・;)
二度と走りたくない道ですね(T ^ T)
TVのスポーツ観戦で「勝った負けた」とか騒ぐのと違って
自らがやって、自らが結果を受け止めるという
そこがツラくて、でも、ヤリガイ…という
自転車レースの楽しさを感じてます♪
サドルのうえの物語。楽しみにしてます♪
しかし、毎回毎回、応援、本当にありがとうございます。