臨時漕会の仲間意識 |
前回からの続きです。
室津港で焼牡蠣の試食を堪能した私たちは
ループ橋から、はりまシーサイドロードへ戻りました。
今度は私が先頭を引いてペースをコントロール。
もちろん、ペースが上がらないように蓋をするのです。
しかし、万葉岬の入り口に辿り着くと、
そんな蓋なんて吹っ飛んでしまいました。
まるでスタートのピストルが鳴った様に加速する速い人たち・・・
「やんのかよぉ~
・・・・・もういい・・・・
もう、俺、無理!」
サドルの後方に座り、ハムを使って
ゆっくりと、低いケイデンスで上ります。
前日に引きずりまわしの刑に処せられた後のアルコールで回る回るの二日酔い。
もう攻める気にはなれません。
私の前にはバイソンさんが・・・
「コギコギさんが後ろにおる・・・
初めてかも・・・」
バイソンさんの後塵を拝しながら
差を空けられない様について行きます。
すると頂上から鬼コーチが、下りてきた。
並走するhiroさんから檄が飛びます。
「コギコギさぁ~ん!
ほら!もっと!
ケイデンス!ケイデンス!」
もうこうなっちゃうと仕方ないですね。
頂上まで、そう距離はありません・・・
着座位置をサドルの後方から前寄りに移動!
「うぉおおおおおお!」
ケイデンスを上げてバイソンさんを追いあげます。
頂上前の急坂でダンシング!
なんとかバイソンさんより先に頂上に到達出来ました。
そしてメンバーと一緒に見る万葉岬からの風景・・・
赤穂御崎が見えて蔓島が見えて
遠くに小豆島の島影がうっすらと見える。
南側からは椿の木々越しに家島・・・
曇り空の隙間から太陽が海を照らすと
海には不規則なプラチナ色の模様が浮かび上がります。
いつ来ても、いい景色だよな」
しかし、ジッとしていると汗冷えしてきます。
「寒い!そろそろ行くか!」
体全体が寒さでかじかんで
万葉岬の下りがぎこちない。
「さ、さむいぃ~!」
はりまシーサイドロードに戻ると鰯浜の下りで更に体は冷える。
野瀬の直線は体温を上げるために漕ぎを入れて高速巡航。
そして私たちは道の駅ペーロン城に到着しました。
おいしいカキオコ(牡蠣の入ったお好み焼)は食べられます。
屋台だからといって見くびってはいけません。
切れ間なくお客さんの注文が入ります。
牡蠣がたくさん入っています。
卵が沢山入っている生地だからこそソースが活きる。
珍しくカメラに気付かず
素のバイソンさんの撮影に成功!
そのhiroさんがカキオコを食べた後に見つけてきたのが
「牡蠣巻き」です。
魚の練り物の中に牡蠣が入っていて
それを油で揚げたものです。
東京でいう「薩摩揚げ」みたいな揚げものです。
西日本では、これも「天ぷら」と呼ぶんですよ。
食べる時に噴出さない様に注意しなければなりません。
アツアツなので気を抜くとヤケドしそうです。
牡蠣を落とさない様に食べましょう。
「あっ、これ、美味いわ!」
自転車談義に花が咲きます。
「住友輪業さん、
お誕生日、おめでとうございます!」
はりまシーサイドロードを走り、
焼牡蠣を食べて、
カキオコを食べて
牡蠣巻きを食べて、
最後にだるま珈琲で珈琲を頂く・・・
行動を共にすることで
更に仲間意識が強くなります。
臨時漕会は人生の中で自転車のウエイトが大きい人が集まった集団です。
だから人生における臨時漕会のウエイトも大きくなります。
という事は、臨時漕会で幸せであれば
人生のかなりの部分が幸せであると言えます。
臨時漕会では職業も年齢も社会的地位も関係ありません。
そういうものを脱ぎ捨て去って
自転車で繋がった仲間との関係が
どれほど自由でストレスの無い事でしょう。
その幸せ感が仲間意識をまた
増幅させるのです。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
私は本当に恵まれた自転車乗りだと感じます。
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写真みたら 牡蠣巻き食べたくなってきた(*´∀`)
まずはバイソンさんにリアクションをとってもらってその様子を撮影します。
するとバイソンさんがリアクションをやめるので、すかさず撮影します(笑)
一枚撮ったあとは割と隙だらけです(爆)
滅多に顔をあわせなくても メンバーの仲の良さとチームワークは ピカイチですよね!*\(^o^)/*
私が一緒だと ペースが遅すぎて迷惑かけてしまいますが 皆んな 優しい〜♡
走っている時の子どもみたいな皆んなの顔を見ていると おばさんは癒されますわ〜^_−☆
また 元気焼きを食べに行きたいから 宜しくね*\(^o^)/*
もう条件反射ですね。
でもね、たまには自然な表情を撮りたい時も・・・
カキオコと牡蠣巻きはいつまでやってるのかなぁ~
少なくとも2月いっぱいはやってるでしょう。
3月中旬くらいまでいけそうな気がする・・・
いや、4月上旬に坂越で焼牡蠣食べたことあるな・・・
そんな手がありましたか・・・
メンバーそれぞれ目指すものは多少違っても安全に対する意識の高さは共通です。そういう大きな柱がしっかりあれば距離が離れていようが大した問題にはならないのでしょうね。
コギコギさんが言われるように人生のかなりの部分が幸せですよ^^)