ちょっとした発見に、すぐ立ち止まれる・・・ |
前回からの続きです。
「コギコギさん、ダチョウ見に行きますか?」
別に動物園があるわけでもないのにダチョウが見れる?
興味がそそらない訳がありません。
いったいどんなシチュエーションでダチョウが居るのでしょうか?
八塔寺川ダムをあとに下り基調の県道を快調に飛ばしていると
先頭のワインレッドさんが左に合図を出しました。
「ここ?」
ガソリンスタンドの様な機械がひとつだけポツンと置いてある・・・
屋根は無く、どこかの会社の施設?みたいです。
「コギコギさん、ほら、そこにダチョウ」
「わっ!ホントだ!ダチョウ!」
こちら側の施設の真新しい柵の向こうに古びたフェンスに囲まれた敷地があって
そこに大きな一羽のダチョウが、のっしのっしと歩いていました。
「すげぇーな、あの脚・・・
もう、恐竜だよな・・・」
このダチョウ、この辺じゃ有名なのか
私たち以外に、小さなお子さんを連れた家族が見に来ていました。
せっかくなので私の疑問をぶつけてみます。
「なんで、こんな所にダチョウがいるのか知ってますか?」
「いえ、なんでなんでしょうねぇ~
私たちにも分からないです」
肉を売り物にしているとか
そういった商売の匂いがしません。
大きなダチョウが一羽と、その幼鳥?それとも小さな種類のダチョウ?が居るだけです。
うずしおさんとタイプRさんは興味津津・・・
やっぱりこれはペットじゃないかと思います。
田舎ですからね、畑を潰せばダチョウを飼うくらいの敷地は確保できます。
ダチョウを飼ってみたいって誰かが思ったに違いありません。
実はダチョウの他にも
千種川の河口に近い堤防にポニー(小型の馬)が出没するんですね。
このポニーも、事情はよく分かりませんが
誰かが飼っていて、千種川沿いに繋いでいる事は確かです。
ロードバイクを止めて、ポニーが草を食んでいるところを眺めたりすることもあります。
ダチョウにしろポニーにしろ
ロードバイクだからこそ、そこにいれば気軽に立ち止まって眺める事が出来ます。
ちょっとした発見に、すぐ立ち止まれる・・・
自転車だからこそ景色からの情報量が多い。
だから必然的に自転車は、ちょっとした発見が多くなる。
それがまた、サイクリングの楽しみでもあるんですよね。
そして私たちは「秋」という季節の情報を体で感じるべく閑谷学校へ向かいました。
吉永からJR山陽本線の踏切を越え更に南下。
見通しの良い道を上り続ける。
すると「自転車はこちら」という案内標識が見えてきます。
閑谷学校へ、自転車は車と別ルートでアクセス出来るのです。
その理由は案内標識に従って進めば分かりました。
「おお!トンネルや!」
「下、滑るから気をつけて!」
なるほど、だから自転車はここからアクセスOKなのか・・・
トンネルは向こう側とこちら側とで違う世界が広がる事が多いですよね。
例えば、「トンネルを抜けると雪国だった」とか・・・
まるで千と千尋の神隠しに出てくる様なトンネルを前に私たちは少し立ち止まりました。
トンネルの向こう側に
どんな世界が待っているのでしょうか?
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
ごめんなさい!今日もここまでしか書き進められませんでした。
繁忙期とはいえ、遅筆をお許しください。
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ふと感じたことに立ち止まり、目を向ける。
疾走感を楽しみつつも、フットワーク軽く、小さなものにも目を向けられる。
ロードバイクは人生の楽しみ方も教えてくれるような気がします。
この日は競技志向はかなぐり捨てて、まったりモードで秋を満喫しました。
その時々で色々な楽しみ方ができるのもロードバイクの魅力ですね。
ダチョウのように観光ガイドに載っていないものが見られたのもすごく良かったし、鹿と出会えたのもインパクトがありました。また、閑谷学校の所のトンネルは何とも想像力を掻き立てますね。
近くに住んでいても、以外と知らないことが多いと自転車に乗り始めてからよく思います。
(鳥類の進化は諸説あるようですが ... )
私もダチョウ牧場のようなところを想像してたので、何もない田舎の幹線道路沿いにポツンとあったのがすっごく意外な感じでおもしろかったですヾ(´∀・`*)ノ
ロードバイクってすぐ立ち止まれるし、走り抜けたとしても手軽にUターンできますよね。
「あっ!あの坂登ったら風景良さそうだな」と思ってUターンして行こうとしたら、賀茂神社の案内と下り坂が目に入って、前から欲しかった自転車お守り買いに行けたなんて合わせ技を体験しました。
得れる情報量が多かったからこそ出来た体験かな?なんて思います(*^^*)