30年ぶりに再会した同級生は月に1200km走る人だった! |
ノンチとは幼なじみです。
幼稚園、小学校、中学校と一緒でした。
合計11年、過ごした事になりますね。
特に中学時代は同じバレー部に所属していました。
中学を卒業してから別々の高校へ通うようになり
連絡を取り合う事も無くなりました。
そして私が故郷を離れてからは
お互いどうしているのか全く分からなくなっていました。
ところが、ひょんなことから再会しました。
場所は岡山国際サーキット・・・
去年の夏のミッドナイトエンデューロの会場でした。
一人の男性が私に近づいてきます。
「コ、コギコギちゃん?」
「ノンチ?」
「おおおおおっ!コギコギちゃん!
すぐに判ったよ!
コギコギちゃん変わって無いなぁ~」
「うわぁ~ノンチとレース会場で会うなんて!
30年ぶりだよなぁ~」
その時は、お互いレースの準備で忙しかったので
じっくりと話す事もせず、必ず一緒に走ろうと約束して別れました。
その後、一緒にサイクリングをする話しが何度かありましたが
お互いスケジュールが合わなくて延び延びになっていました。
しかし、やっとその時が来たのです。
30年ぶりに幼なじみと、お外で遊ぶサイクリングは
出石そばを食べに行く
200kmオーバーサイクリング!
午前6時30分
集合場所のJR竜野駅ロータリーにノンチは私より先にやって来ていました。
「おう!おはようっす!」
「コギコギちゃん、今日はお手柔らかに頼むよ」
「ノンチって今までで一番長い距離は?」
「150kmくらい・・・」
「なら、大丈夫!大丈夫!」
「コギコギちゃん、俺ね、昨日の夜なんてワクワクしちゃって
あんま、寝て無いんよね。
2~3時間位かなぁ~」
「大丈夫!大丈夫!
俺なんてね、昨日、早寝するつもりが
(元プロ選手の)冨田に呼ばれて飲み過ぎの寝不足だから・・・
ところでノンチ、今月は何キロくらい走ったの?」
「そうだなぁ・・・5月は1200kmくらい」
(゜o゜)
「せ、せ、せんにひゃっきろ・・・」\(◎o◎)/!
私、完全になめてましたね。
ちなみに私は5月は500kmほどでした。
私はノンチより経験があるので
だいたい月に1000km以上走る奴が
だいたいどれくらいの走力を持つようになるかは想像はつきます。
もちろん、私なんかより余裕で速いことは言うまでもありません。
その辺、ノンチは解っていません。
経験年数で上をいく私の方が速いと思ってる節もある・・・
「大丈夫!大丈夫!」とノンチに言ってる私の方が大丈夫?
今回は私がコースを案内すると言う事で
先頭を走らさせていただきました。
俺が遅いって事がバレちゃう」
今日は和気あいあいと、のんびり行こうぜという雰囲気を醸し出しつつ
彼が本気で走らない様に注意します。
朝日に輝く麦畑で彼が前を走った時も
「ブログ用に写真撮るからねぇ~」なんて言いながら
ゆっくり走らせました。
「実はねぇ・・・
恥ずかしい話なんだが、免停になってね・・・
車通勤できなくなった。
そこで仕方なく自転車通勤するのにクロスバイク買ったんだ。
そして自転車通勤し始めたら、これが楽しくて・・・
今じゃね、自転車に乗らないと気持ち悪いくらい」
「なるほど・・・今、車は?」
「殆ど乗って無いねぇ~
嫁さんもロードバイクに乗るようになって
最近80kmくらい走れるようになったんだが
休みの日の買い物もね
ママチャリでわざわざ遠い店、買い物に行ったりしてる」
「うわぁ~健康的!」
「体重がね、15kg減った!」
「ええぇえ!じゅ、じゅうごきろぉおお?」
私達の語らいの合間にカジカガエルの美声が川から聞こえていました。
しかし、私のまわりには
よくぞこれだけ走り込んだ人が集まって来るものです。
私もね、たぶん、一般的な趣味で自転車やってるおじさんの中じゃ
そんなに遅いほうじゃないと思うんですけど
どうも一緒に走る人、走る人、自分より速いんで
なんだかなぁ~俺って、もしかして遅い?
なんて思ってしまいます。
まさか30年ぶりに再会した同級生までも
月に1200kmも走るツワモノだったなんて・・・
「ノンチ!この先に湧き水があるから、
そこに寄ってドリンクを補給しておこうか」
私は冨土野峠の麓にある「ふれあいの水」へノンチを案内しました。
ノンチが単独でこの道を走る時
ここを知っていれば便利ですからね。
「ノンチ、ここの水、美味いでしょ
ここを出るとね、冨土野峠が始まる。
兵庫県の南部と北部の境だね。
この冨土野峠は比叡山ヒルクライムコースにイメージがよく似ていてね。
レースの前に、この峠を越えて
ハチ高原まで走りに行ったりしてる」
「へぇ~ハチ高原・・・凄いね」
「じゃあ、そろそろ上りますか!
ゆっくりとね!」
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
いつまで月に1200km走るノンチをおさえていられるでしょうか?
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いつも楽しく拝見させて頂いております。
僕はロード歴1年の若輩者ですが、いつもブログに登場される方々の走りっぷりを見て「自分ももっと頑張ろう」とやる気を貰っています。
赤穂に住んでいるので、いつか逢える日を楽しみにしています。
30年ぶりなんて(;゜0゜)
しかもレース会場でとは素敵な出逢い方ですね★
湧き水飲んでみたいです!
これからシューズ見に行ってきます。
夕方はNG、かかとトントンですね♪
現在、2010年のU子さん読んでます(^o^)
見過ぎですよねアタシ。笑
パイソンさんの分析をみて、月にはじめて1,200kmとはどういう意味か分かりました。
確かにその内訳も気になりますね。
ところで、師匠に質問があります。
MTB とロードバイクは、例えるなら登山靴とスケート靴っていうのを最近読んだのですが、やっぱりそんなに違うものですか?
去年、1回だけ凄いロードバイクに乗らせてもらった時、一漕ぎで すうーっと前にすすむのにびっくりしたのは覚えてるんですが、もう忘れちゃって。
今月に入り、毎週末にMTB乗りに復活したので、水泳、Run,bike と、ついにトライアスロン全種目を取り入れた生活になったのですが、ロードバイクが操作出来るようになるのにどれくらいかかるのかなーと。
ああ。師匠に直々に習いたいですわ。
すみません、関係ないことを長々と。
このブログに出てくる地名なんんてバッチリ分りますね。
お陰さまで私の周りには変態が増えまして・・・
それがoperaさんの元気の素になっているなら嬉しいですね。
丸臨ジャージを見たら気軽に声を掛けて下さい。
複数で走っている時が多いですが遠慮なく。
それではまた、播州の道の上で・・・
光陰矢のごとしとは言いますが
時が過ぎるのは速いものですね。
クロスバイクからロードへの移行は王道と言えば王道です。
うちのメンバーにも、ハンドルネームがおばさんという女性がいますが
彼女は3カ月でクロスとおさらばしてロード乗りになりましたよ。
きのこだけさんはMTBしか持っていない時は
それほど乗らなかったんですが
ロード手に入れてから毎週ロードに乗ってます。
今では完全にMTBはセカンドバイク、ポタ専用です。
ロードバイクのロードバイクたる部分は
あのドロップハンドルですね。
あのハンドルを使いこなす事で上半身の筋肉も最大限推進力にします。
ロードバイクにただ乗るだけなら
すぐにでも乗れますが
ちゃんとポジションを出して
ちゃんとしたフォームで
しかも、使うべき筋肉を使って乗るのは早くて1年くらいかかるかも・・・
トライアスロンの国体選手と話した事があるのですが
バイクパートの差をランはスイムでカバーするのは難しいそうです。
バイクの10秒はランに換算すると何十秒くらいの差になってしまう。
いくらランが速くてもバイクが全然ダメなら厳しいそうです。
言い換えればバイクが得意になれば大きな武器になります。
ロードのテクニックを磨くためにも
ロードに早く乗ったほうがいいかもしれませんね。
ちなみにロードの選手でもMTBでトレーニングはしますよ。