カキオコツアー、美人が焼いたカキおこを食べる |
前回からの続きです。
相生から日生へは坂越を経由して向かいます。
相生湾から坂越湾へ向かう県道はトンネルあり、発電所あり
アップダウンあり、そして修理中の大型船が停泊していたり
景色の変化に富んでいるかもしれません。
私達には当たり前の景色でも参加者の皆さんから見れば珍しかったのかも。
写真を撮っている人もいました。
タイプRさんがぽつりとつぶやいていました。
「僕、本当は引っ込み思案なんです。
でも、今回は思い切って参加しようと思ったんですよね・・・」
するとぴよぴよさんが話し始めました。
「そうですよぉ~参加しなきゃあ・・・
僕はね、参加して、ああ面白くなかった・・・というのはまだいいと思うんです。
ダメなのは参加せずに、あ~あ、あの時参加しておくんだった・・・って
あとから後悔するのは嫌なんですよ。
だからね、こういう機会があれば参加ですよ」
ぴよぴよさんは自転車で四日で四国一周1000kmを達成するなど
チャレンジいっぱいの人生を歩んでいらっしゃいます。
その模様は「思い立ったが吉日」というブログで
世間に発表されているんですが、
エネルギッシュなぴよぴよさんらしい言葉だなと思いました。
そんなぴよぴよさんにタイプRさんは魅力を感じてファンになったのかもしれません。
私達の一団は坂越から尾崎トンネルを抜け
ONIさんの義理のお兄さんのオニオニさんと合流しました。
そして程なくコンビニへ補給に入ります。
オニオニさんが簡単に自己紹介。
「自転車は本当に初心者なんでよろしくお願いします。
私、赤穂から龍野までしか走った事が無いんです。
今日でロードバイク二回目です」
するとYKさんがちょっと心配顔で
「そうなんですか、じゃあ、今日は凄いよ、100kmくらい走るかもしれない」
「私、日頃はマラソンやってるんで心肺能力だけは鍛えておきました」
私もちょっと心配になって
「じゃあ、途中、こまめにしっかり食べてくださいね」
「あっ、ハイ、今朝はしっかり食べてきました」
「そ、そうじゃなくて・・・自転車はね、消費カロリーが大きいので
途中で食べないとエネルギー切れを起こしてしまうんです」
「???」
「まあ、私達がコンビニに入って食べる時に一緒に何か食べてくださいね」
レーパンは履いて来てるのみたいなのでなんとかなるかな。
これで総勢8人の列車が日生を目指す事になりました。
平坦路ではそれなりのスピードが出ていたので
ONIさんがオニオニさんを気遣います。
「大丈夫?」
「余裕!余裕!」
私はコースディレクターのYKさんに提案しました。
「この先250号線は道幅が狭くなります。
この人数だと車が追い越すのに大変でしょうから二班くらいに分けて走りませんか?」
「そうだな、250号線に入ったら二つのグループに別れよう。
コギコギさんは後のグループを頼む」
という事で、カーブが多くて道幅の狭い国道250号線で
私達の8人列車が出来るだけ交通に妨げにならないように配慮して走る事になりました。
私は後続グループで
オニオニさん、ONIさん、ぴよぴよさんの案内役をする事になりました。
兵庫県から岡山県へ抜ける県境の峠で後ろを振り返ると
誰も付いて来ていない。
(あれぇ~どうしたのかな?)
オニオニさんが
ブッ千切れてしまっていたようです。
やっぱりマラソンと自転車は勝手が違うようですね。
ONIさんぴよぴよさんがサポートしてくれていたみたいです。
オニオニさんは、かなり体力を消耗した様でした。
「みんな、スイスイ坂を登って行くんだねぇ~」
日生に入りJR日生駅で先発隊のhiroさんが私達の到着を待ってくれていました。
hiroさん以外のメンバーは、もうお好み焼屋さんに行ったみたい。
JRの高架をくぐれば目指すお好み焼屋さんです。
昔ながらのお好み焼屋さんというイメージ通りの規模と建物です。
私達8人が入ると店の半分は埋まってしまう感じです。
ここは私達臨時漕会のメンバーの情報を元にYKさんが選んだお店です。
元ネタは、たしかヘイジさんだったかな。
店員さんが美人だそうです。
お店に入ると、やっぱり確認してしまいますねぇ~
私はお好み焼きを確認するより店員さんを確認してしまいました。
これは本能ですねぇ~
もちろん、事前の情報通り、店員さんは抜群の美人でした。
お父さんは漁師だそうです。
これに醤油垂らしただけで美味いんじゃないですか・・・
瀬戸内海の栄養を思いっきり吸収して太った牡蠣を焼くと磯の香りが漂ってきます。
美人の女将さんというにはまだ若すぎますね。
コテさばきもカッコよくお好み焼きを焼き上げていきます。
新鮮な牡蠣だからこそ旨みが凝縮されているのでしょう。
海の旨みをいっぱいに含んだ牡蠣が
生地のあちこちに埋まっています。
飲みてぇぇぇえええ!
ここはぐっと我慢!夕食会まで我慢です。
もちろん、カキおこを食べながら話しも弾みました。
カキオコツーリングが流行っていてリピーターが多いのもうなずけます。
まず、値段が手頃ということ。
店によって味付けが違うという事。
地域色が強いという事。
色んな店に行けば何度でもツーリングが楽しめます。
あそこの味はああだったが、ここの店はこうだとかね。
安くて美味くて、季節を感じて
そしてちょっと旅気分・・・
ロードバイクツーリングにはもってこいですね。
このあと、私達は備前に向かい、片鉄ロマン街道を走ります。
(続く)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
カキオコ美味かったです。
カキオコ食べると冬が来たなぁ・・・って感じますね。
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ぴよぴよさんの言葉、僕も色んな所へ行ってみようと思います!アクティブなほうが楽しいですしね(^^)d
美味かったですねー
焼き方は大阪とは違いましたが(広島風?)これはこれでアリだなと思いました
楽しい面子で走って行ったからより美味しく感じたのかもしれませんが( ´ ▽ ` )
今回のツアーはもちろん出席して大正解でした。こんなに楽しいことは人生においてそうそうないだろうというくらいでしたね。大袈裟と思うかもしれませんが本当です。
なんでもチャレンジですね。
自分は十数年前に2回カキで食中毒になってしまってそれ以来カキを食べないようにしていたのですが、あの時のカキは古かったんだろうと思うんですね。ですから今回はカキがたくさん入っているので念のため豚玉を食べたのですが、その後少しずつ用心しながらカキを食べたら大丈夫なんです。やっぱりあの時のは古かったからなんだろうと思います。節約家なんで意地汚く食べちゃったんですね(逆に高くついてますがな!)。来シーズンはきっとカキオコ、思いっきり食べられると思います。
「思い立ったが吉日」と「笑う門には福来る」という言葉が大好きなんです(^^ゞ。
カキオコ屋さんのお姉さんは綺麗でしたね。
ボクはウブなのであまりマジマジと見られませんでしたが、コギコギさんはマージマジと見てましたね?(笑)
臨時漕会の皆さんをはじめ、地元でも いろんな仲間と知り合えました。思い返すに、勇気を出してのコメントから 全てがスタートした様に思います。 コギコギレッスンを受けていなければ 今ほど 自転車にはまってはいなかったでしょうし、地元のライダーと知り合う事も無かった様に思います。 人の繋がりは ホントに 分かりませんね!(^_-) 始まったばかりの 私の自転車人生の原点は コギコギ日記と、臨時漕会だと思っています(^^) 良い出会いに 感謝しています(^_-) 褒め殺し狙い?☆〜(ゝ。∂) …じゃないよ~
来年は カキオコ 食べさせて~~~!!!
自分で言うのも何ですが・・・
写真、かなり美味そうに撮れてます。
ボーンズさんもアクティブな方ですよね。
マラソンもエントリーしちゃうし・・・
皆さん、決断と行動が早いですね。
見習わないといけないんでしょうね。
毎年一軒ずつ食べに行っても20年は大丈夫なんじゃないでしょうか。
仲間と一緒にワイワイ言いながら食べるという事は
魔法の調味料を加える様で食べ物の味を美味しくしますね。
扉の向こうには楽しい世界が待っているかもしれない。
ほんの少し、扉を開けてみる勇気があったなら・・・
今回は扉を開けてみて大正解の様でしたね。
私達自転車乗りは、自転車という共通点があります。
見ず知らずの人であっても自転車という共通点があれば仲良くなれる。
同じ風の中を同じ風景を見て語り合えさえすれば
それだけで楽しくなれるのです。
なにも難しい事は考えなくていい。
ただ一緒に走るだけです。
今はSNSが発達して
全国に散らばっている仲間との交流も容易になりました。
自転車を通じて交流が広がればいいですね。
なるほどぴよぴよさんらしいですね。
見習わなくては・・・
私、美人の店員さんをマージマジと見てました?
本能ですかね?
それともフェロモンですかね?
私もおばさんから学ぶべきものが多くありました。
新しいもの(自転車)に対する
自分なりの工夫やトレーニングをされている姿は流石だと思いました。
人の輪の真ん中に、いつもおばさんがいますね。
これは持って生まれたものでしょう。
私も今年初めて柵原ふれあい鉱山公園から片鉄ロマン街道走って
日生に行ってカキオコ食べました。
10月末で生カキじゃなく冷凍でしたがorz
鳥取は冬は走れないので年が明けたら、またカキオコ行こうとおもってます。
仕事で湯村温泉をよく訪れていました。
冬場は、ホント乗れないですね。
そっち方面の自転車乗りの人で
冬場のトレーニングで温水プールに通って
心肺能力を高めてる人がいます。
私は、もっぱらスキーでしたけどね。
その点、瀬戸内海側は天気に恵まれていますから
また走りにいらっしゃってください。