私、このサドル合いません! |
最近フリーボディーをグリスアップされたキシリウムSLSに履き替えました。
店長が言う様に脚を止めた時にスッと進む感じがあります。
このスッと進む感じは
少なからずフリーボディーのグリスアップが影響しているんではないか?
そんな疑問を抱くようになりました。
フリーボディーのグリスアップが
ホイールの走行性能にどのくらいの影響があるのか?
その疑問を検証するためには
今まで履いていたアクシウムをキシリウムと同様に
フリーボディーのグリスアップをしたうえで走ってみるしかないと思いました。
私は臨時漕会メカニックのHN氏にお願いして
アクシウムもフリーボディーのグリスアップをしてもらいました。
グリスアップされたアクシウムは手で回しただけでも
回転性能がアップしている事が解ります。
ラチェットとの摩擦が減少したために空転し続ける時間が明らかに長くなっています。
私は行き先を決めずにとりあえず海岸線を西へ
岡山方面を目指して走りました。
風が弱く、ホイールのインプレをするにはいい条件でしょう。
脚を止めて自転車を惰性で進ませてみます。
ラチェット音がしなくなったので、その走行感を表現するならば
「氷の上を滑るよう」だと表現すればいいでしょうか。
ただこれはラチェット音が極端に小さくなったために感じただけかのしれません。
実際に惰性で走っている時の速度が速くなっかどうかというのは
私の感覚ではハッキリとは解りませんでした。
この「氷の上を滑るよう」という感覚は
同様にラチェット音が小さいキシリウムSLSにも当てはまる事です。
ただ明らかにキシリウムSLSの方がよく進む感覚があります。
アクシウムが普通の靴で氷の上を滑っている様な感覚だとすれば
キシリウムSLSはスケート靴を履いて滑っているようです。
う~ん、そこまでは言い過ぎかな。
下り坂でもラチェット音がしないというのは
走行感に大きく影響します。
ラチェット音が小さくなって静かになった分ブレーキワイヤーや
シフターケーブルが路面からの衝撃で振動している音がよく聞こえるようになりました。
静粛な走行感は、それだけでホイールの性能がアップした様な気持にさせられますが
実際、はっきりとスピードアップしていると体感できるわけではありませんでした。
やはり今までと同じ、いつものアクシウムの感覚でコーナーをクリアしていきます。
フリーボディーをグリスアップしても
ハッキリと違いを体感できるものではありませんでした。
ただ、同じ坂道を同じ条件で下れば理論的に
フリーボディーをグリスアップしたホイールの方が速くなっているでしょう。
だって手で回しただけで解るくらい抵抗が減っているんですから・・・
結局、キシリウムSLSのスッと進む感覚は
フリーボディーをグリスアップしている影響というより
ホイールの性能そのものによるものだという事を確信しました。
まあ、高いお金を出して買ったんですから
そうでないと困るんですけどね。
高いお金払ってキシリウムSLSを買ってるのに
アクシウムがフリーボディーのグリスアップしただけで
キシリウムSLSみたいなるんじゃ
喜んでいいやら悲しんでいいやら・・・
今回はちょっとした検証のために走りましたが
そのついでに観光もしてきました。
ブログの読者さんが私の走るルートを見て
その辺走るんだったら閑谷学校もルートに入れてみれば
というアドバイスを頂いて閑谷学校へ足を運んだしだいです。
私も一般の観光客に混じって見学させていただきました。
私の心の琴線に触れたのは資料館になっている木造校舎の方でしたね。
なかなか味わい深い建物だったのですが
今は取り壊されてその面影は何処にも見当たりません。
この木造校舎を歩いていると
やっぱり小学生だったあの頃を思い出します。
板壁の色もこの校舎の色とよく似た色だったと記憶しています。
桟のところに跨って二人組でお喋りしながら拭いたもんです。
土産物店でぜんざいを売っていたので
補給食代わりにいただいて帰る事にしました。
その過程で私は重大な決断をしました。
フィジークのアリオネを止めようと思いました。
長タイツを履くようになって、その素材が滑るという事もあるのでしょうが
お尻の位置が更に安定しなくなったのです。
前に後ろに滑って滑って・・・
摩擦による尻の痛みはクリームを塗る事で解決しましたが
着座位置が踏み込む度に動く事で力が逃げる様な気がして
どう考えても走力アップに繋がると思えないからです。
斜め前に踏み込むとその反力でお尻が後ろへずれる。
後ろ乗りになってハムが使われるような気もしますが
その前に踏み込んだ力が逃げてしまう気がします。
しっかりとお尻が固定されて力を発揮する足場が確保されてこそ
力をペダルに伝える事が出来ると思うのです。
私には合っていないサドル、乗りこなすのが難しいサドルという事がハッキリしました。
私が古いのかもしれませんが
昔は滑らないサドルがいいとされていた時代があるんですよね。
サドルの表面に刺繍が施されてレーパンが滑らないようになっていました。
クロモリのトレックには
サンマルコのノンスリップシステムと刺繍されたサドルを付けています。
そういうサドルに乗り慣れてきた私にとって
サドルの表面が滑るというのは決定的なマイナス要因になってしまったようです。
その美しさに惚れたサドルでしたが
また別なサドルを探そうと思います。
走行距離…95.31km
時間…4:19:05
平均速度…22.06km
最高速度…56.81km
平均CAD…81
積算距離…23618km
消費㌍…2253kcal
補給食…###kcal
心拍…Avg.135 Max.182
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
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使ってみないと判らないのが 悩ましいですね( ; ; )
私は 下りで後ろに乗るので 興味のあったSMPは不向き…とか。
試せたら 良いですね…
とりあえずしばらくそのまま乗ってみようかと思います(>_<)
自分に合ったサドルをみつけるのは難しいですね(-_-;)
アリオネはボクも使っていますが、鈍感なのか?滑ると言えば滑るような、滑らないと言えば滑らないような・・・・・。どっちやネン!(^^ゞ。
ただ、もっと合うサドルがあるのではないか?という気はしてます。
これは表皮とレーパン生地の問題かと思ってますが、やっぱりそのフラットな形状によるものでしょうか?
以前のサドルも走りはじめは滑る感じだったのですが汗をかいてレーパンが湿ってくると滑りが収まってましたのでアリオネもそうなるものと思ってました。残念ながら寒い日ばかりなので、汗をかくまでにならないので確認はできてませんけど・・・
仰るとおり滑ると力が抜ける感覚は若干ありますね。
私の場合、いまの所は痛み問題が無いので正解かと思ってますが滑りは少々気になる部分ですね。
私は閑谷学校の前を通った事はあるんですが
中に入った事は無かったので良かったです。
紅葉の季節にも行ってみたいですね。
サドルですが、今まで何個か乗った中で
フィジークが一番合わなかった(笑)
SMPは仲間内でも話題になってますね。
まだ誰も試してはいませんが・・・
フリーボディーをグリスアップするかどうか判断するようです。
あんまり大きなラチェット音がするようだと抵抗が大きいようです。
SMPのサドル、気になりますね。
買ったら跨らせて下さいね!
閑谷学校、いいですね。木造校舎の照明、気に入りました。直管の蛍光灯より天井から吊り下げられた白熱球、味があって好きです(もしかして中身は電球型蛍光灯とかLEDランプだったりして!?)。
今回の事でサドル選びに自分は何を重視すればいいのか
少しは解ったような気がします。
閑谷学校の木造校舎の照明は何でしょうねぇ~
私もレトロな光はよ。
前に後ろに滑って滑って・・・←写真見ましたがやや前あがりではないでしょうか?これでは力を入れると滑ります。斜め前に踏み込むとその反力でお尻が後ろへずれる。←踏み込むサドルではありません。ハンドルを押して後ろに下がらない角度にしてバランスを取ると非常に乗りやすいサドルです。ランスア-ムストロングのサドル角度までは行きませんがかならずバランスのとれるポイントがあります。それでもだめならたぶんペダリングに問題があり、回転できていないと思います。
一応水平になる様にセッティングしたんですがねぇ~
私のペダリングに問題があるのかもしれませんが
フィジークの前に付けていた
セライタリアのサドルは問題無く乗れていたので
そのサドルに近い形状のものにしようと思っています。