淡路島一周をする65歳のローディー |
またまた前回からの続きです。
私達が淡路島を走り始めて、
これが淡路島の南岸の登りだと思い知らされたのが由良の峠です。
標高150mという数字以上に長く急な登りは続きます。
私達の先にクロスバイクの人が登っていましたが
すでにかなり脚にきている様子でした。
私達が淡路島を一周するというのを聞いて
ぴよぴよさんから最も注意が必要だと聞かされていた峠です。
ぴよぴよさんは練習で何度も淡路島一周をやっている人。
しかも淡路島一周6時間切りという健脚の持ち主です。
道幅がとても狭く、ブラインドコーナーが続く・・・
必ず道路の左端を走行し車間距離は多目にとり
対向車に注意せよ!
これがぴよぴよさんからのアドバイスでした。
確かにどこかの林道を登っているような、そんな景色が続きます。
この峠の最大の目印は立川水仙郷ではなくて、この物体かもしれません。
朝日放送の「探偵ナイトスクープ」という番組で桂小枝が紹介していた「アレ」ですね。
「これかぁ・・・」
これ、入口の様に見えて入り口ではないようです。
なぜか信楽焼の狸が置かれていたり・・・
手作り感満載で突っ込みどころも満載と言ったところです。
でも・・・このゴールデンウィークにもかかわらず、
入場者がたくさんいる様には見えませんでしたね。
我々も、「これかぁ・・・」で終わりましたから。
しばらくすると海の見える場所で記念撮影。
ここからの眺めはなかなかのものでした。
おそらく、標高150mからの眺めです。
ここからの下りは、ぴよぴよさんのアドバイスをしっかり守って走行します。
道幅が狭い割には勾配が急なのでブレーキは当て効きさせて
速度を抑えながら走行します。
登りで大幅に落ちたアベレージを回復させようなんて思わない方がいいでしょう。
そんな風に下っていると、ぴよぴよさんの忠告通り
ブラインドコーナーをかなりのスピードで登って来る軽トラに遭遇。
「わぁっ!あっぶねぇ!」
かなりイン側に突っ込んでくるのでヤバかったです。
由良の峠を過ぎると直線基調の南淡路水仙ラインを先頭交代しながら進みます。
この海は、もう大阪湾ではなくて紀伊水道。
海の色は太平洋を思わせます。
淡路島は、かえってちょうど良い気温でした。
風は静穏、もしくは弱冠の追い風か・・・
平坦路で見通しがいいので写真をたくさん撮りました。
「コギコギさん、コギコギさんの携帯で
コギコギさん撮ってあげましょうか?」
「じゃあ・・・お言葉に甘えて・・・
ブログでは撮影するばっかりなので・・・」
「ありがとうございます!ピ~ス!」
この頃は、ボーンズさん、
元気だったんですよねぇ~
最初の難関をクリアしてモチベーションも最高だったのかもしれません。
南淡路水仙ラインの直線を高速巡航していると前方にローディー発見!
見る見る近づいてきました。
後ろ姿は若者に見えましたが・・・
「こんにちは~!」
お顔を拝見すると年配の方とお見受けしました。
「今日は一周ですか?凄いですね!」
「あ~、アワイチは何度も走ってるよ・・・
しかし・・・ここの舗装は何度走ってもケツに悪いな」
「確かに・・・このコンクリート舗装は、ちょっと振動が大きいですね。
こういうのが徐々に体力奪うんですよねぇ~」
「歳か?今年で65歳だ」
「え~っ!65歳?凄いですねぇ!」
二十代のボーンズさんは驚くことしきり!
ボーンズさんのイメージの中で、65歳でアワイチ走るっていうのはあり得ない感じでした。
「じゃあ、お先に失礼しまぁ~す」
「お兄さん方!一周するんなら、この先、大きな峠が少なくとも二つはあるぞぉ~」
この年配のローディーは、先を急ぐ我々に忠告してくれたのかもしれません。
オーバーペースに気を付けろ!
先は、まだ長いぞと・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
この年配のローディーとは、また後で会うことになります。
ロングライドの走り方を熟知しているようでした。
この先、彼の忠告の意味がよ~くわかるんですよねぇ~
この続きは、次回、たぶん書くと思います。
仕事の都合で遅れるかもしれませんが・・・
このブログは、にほんブログ村ロードバイク部門ランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして人気投票していただけると嬉しいです。
ポチはどれでも一つでいいですよ。
にほんブログ村
…そうなんですよねぇ、この辺りはまだ余裕でしたね(^-^;
というか知らなかったとはいえ僕自身アワイチをナメてましたから…、あの辛さがよみがえってきますね(笑)
60歳台の諸兄方は素晴らしい脚や体型を維持されている方が多い気がします
後姿では齢を感じさせない雰囲気のあるローディーだったのでしょう
多忙かと思いますが更新がんばってぐださい
水仙が咲き乱れる楽園を想像して登っていくと、地獄の苦しみを味わうことになるからです(^^ゞ(^^ゞ。
キープレフトを無視してカーブミラーをろくに見ないで走ってくるクルマが時々いるので本当に要注意です。
ひどいコンクリート舗装の長い直線を通過して、左手の沖に見える沼島を過ぎた辺りに、短いけど強烈な傾斜の登りがあったでしょ?
ノーマルクランクのコギコギさんにはかなり厳しかったのではないですか?
あれは『沼島の祟り』です(^^ゞ。
沼島で不幸な人生を閉じた平家の落人達が、「沼島に寄っていけ~」って呼ぶんだそうですよ。
怖いですね怖いですね!(^^ゞ
そう、そう。 こっからがほんまのキツさを味わえるって感じですよね。
最初の峠は、テンションがMAX状態ですからいいんですけどね(笑)
車は、けっこう飛ばして上ってきますからね。車線をはみ出して(苦)
まさか、自転車が下ってくるとは、あんまり思ってない感じですもんね。
見通しの悪い下りは飛ばし過ぎない。ですね。
自転車に乗れなくなったら大変ですから。
あとから思い返してみると、
苦労して走った思いでの方が光り輝いてくるものです。
続きをお楽しみに・・・
といっても出演者ですから御存知かと思いますが・・・
青年のように見えたりします。
通常の練習でも後ろに付かせてもらった人が
実は白髪の年配の方だったりして驚いた事があります。
65歳になってもアワイチを走れる体でいたいですね。
道理で体が重いと思ったら、平家の落人達に引っ張られてたのかも。
ぴよぴよさんのご忠告のお陰で無事に走る事が出来ました。
淡路島は、いいトレーニングコースですね。
あそこを何回も走れば強くなりますわな・・・
車で来られている一般の観光客の方と
自転車乗りが仲良く出来るといいんですけどね。
たくさんの自転車乗りが淡路島を走る事は嬉しんですが
自転車に関係の無いドライバーから見ると
やっぱり、走りにくくなった感じはするんでしょうね。
自転車の方も、一気に自転車人口が増えたので
マナーを守れていないというか
マナーを知らない人の数も増えているので今後が心配ですね。
今を大切に生きるってことでしょうか。
人生はやり直しが出来ないですからね。
走れる時に走っとかないと
後回しになんかしていたら結局走れなくなるかもしれないって事かな。
今、走れるなら沢山走っとこうよって事ですよね。
あのとき走れたのに走っておけば良かった~は無しってことね。