エースのYKさんの驚きの坂トレを目撃! |
前回の続きです。
「YKさん!LSDにしちゃあ、ペース速くないですかぁ?」
「ハッハッハッ!分かる?
私、山陽自動車道沿いの登りで坂のトレーニングするつもりですが
気になさらずに・・・」
やる気満々の決戦用バイク・・・
LSDより明らかに速いペース・・・
不敵な笑い・・・
臨時漕会エースのYKさんの坂トレって何するんだろう?
私、坂が苦手なもので・・・
どんな追い込み練が待っているのか戦々恐々・・・
いよいよ山陽自動車道沿いの登りに突入します。
ここはアップダウンが連続した後
県境をまたぐ時に帆坂峠を越えなくてはなりません。
YKさんを先頭に坂を登り始めて間もなく
な、な、なんと!
YKさんは片足ペダリングで登っているではありませんか!
まるで平地を片足ペダリングするかの様に安定して登っていきます。
言うまでもありませんが
ペダリングスキルがしっかりしていないと登りで片足ペダリングは難しいでしょう。
登りでは重力が働きますから平地でさえギクシャクしたペダリングなら
登りではもっと増幅されてギクシャクするはず。
脚の筋肉が順番にリレーするように発動してこその技です。
私の心拍は160程だったでしょうか・・・
私が両脚で一生懸命漕いで登らなければならない坂を
YKさんのは片足で事足りてしまうのです。
いつも我々の先を行くトレーニングを考えつくところは、さすがです。
帆坂峠を登っている時に工事中の交互通行の区間に遭遇しました。
警備員に止められます。
(ふぅ~あーいいところで止めてくれたわ・・・ちょっと休憩・・・)
メンバーの誰かのささやきが耳をかすめました。
「坂ダッシュ?」
平坦路の道路工事で交互通行なら
車を待たせないためにもダッシュはよくやる事です。
でも・・・登りの苦手な私にはちょっと・・・
やがて警備員の手旗信号が振られました。
まるでレースのスタートを告げるチェッカーフラッグの様です。
間髪をいれずにエースのYKさんが大声で指示を出します。
「坂ダッシュやぁ!」
「アウターで登るでぇえええ!」
ジェットさんも高校一年生のダン君も
躊躇することなくフロントをアウターに入れます。
「ガチャン!」
(ええええぇ~こんな坂、アウターで登るのかよぉ~)
私がアウターに入れる事をためらっている間に
YKさんやジェットさん、そしてダン君がすっと前へ出ていきます。
アウターとインナーではひと漕ぎで進む距離が違う。
私の心拍はすでに170オーバー
もはやアウターで追走する力は残っていません。
見る見る距離が開いて、
見事にぶっちぎられました。
と言うより、見事に置いて行かれましたぁ~
私が一番!遅い
峠を越えて吉永までの下り基調は貴重な回復区間です。
そして、大量消費したグリコーゲンを補給するべくコンビニへ入ります。
YKさんは実走はもとよりローラー台のトレーニングも重要視されています。
特に最近は3本ローラーでペダリングの練習をしているそうです。
「コギコギさん、ペダリングの練習なら3本ローラーがいいよ。
固定ローラーで練習するよりも数段上だね。
僕ね、3本ローラーで両手放し出来る。
そして右脚で片足ペダリングも出来る。
ただね、左足で片足ペダリングが出来ないんだよねぇ~」
YKさんの話に一瞬3本ローラーを買おうかと思いましたが・・・
ジェットさんも以前は3本ローラーやっていたそうです。
「3本ローラーねぇ・・・前はやっていたけど・・・
一度飛ばされてからやらなくなった」
「ところでジェットさんの息子さん、
ダン君はなんでロードバイク乗る様になったんですか?」
「実は息子のロードバイクはもともと私が乗っていたもので・・・
私がフルカーボンのロードバイクを買うに当たって
お前、自転車乗ってみるか?って聞いたら
う~ん、乗ってもいいかなぁ~てな感じですよ」
「恵まれてますねぇ~この前YKさんとU子さんんと一緒に走っていたら
有年のコンビニでダン君と同じ高校一年生のローディーに出会いましてね。
FELTに乗った男の子だったんですが・・・」
「その話、ブログで読みましたが、その高校生
私の息子の友達の友達みたいですよ」
「えっ、そうなんですか?」
するとYKさんが思い出したように
「ダン君とMT君って同じ中学校だったよね?
もしかして臨時漕会メカニックのHN氏の息子さんとも知り合いじゃないの?」
MT君とはロードバイクに乗ってみたいということで
私のクロモリのロードバイクに乗せてあげた事のある中学三年生です。
「ダン君、MT君って知ってる?」
「知ってますよ。中学の時、同じ陸上部のいっこ下です」
「へぇ~!結構つながってるんやねぇ~」
「高校一年生の自転車乗りの君への手紙」の記事に
中学生や高校生のコメントが入って来て
このブログは少なからず中学生や高校生が読んでいる事が判明しました。
もしかしたら、私達のちょうど子供世代に
ロードバイクは思った以上に広まっているのかもしれません。
「今度、息子と一緒にヒルクライムレース出るんですよ・・・
最近じゃ息子に負ける事も多くなってきたんですがね。
お父さんよりもタイムが遅かったらお小遣い減額するぞってってね・・・」
思わず目を細めるジェットさん。
「ジェットさん、全国のローディーのお父さんが羨ましがりますよ。
息子と一緒にツーリングしてレースまで一緒に出るなんて」
「そうですかね」
「さぁ、そろそろ出発しましょうか?
コギコギさん、先頭引く?」
冗談とも本気ともとれるYKさんの提案。
私が一番遅いの分かってるくせにぃ~
私が躊躇しているとジェットさんが提案。
「なんなら、私の息子に引かせましょうか?」
ジェットさんって月に約1000キロ走るんでしたよね。
そんでもって最近、息子さんに負ける事が多くなってきたんですよね・・・
目を細めるジェットさん。
一番遅いの私なんですが・・・
どうしましょ・・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
高校一年生ってまっすぐで素直でいいですねぇ~
一生懸命引いてくれましたよぉ~手加減なしに・・・
今日はここまでしか書けませんでした。
続きは後日、必ず書きますね。
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おっとぉ~ ヨダレが…。ykさんの片脚だけで良いので 一度貸していただけませんかねぇ(^_^;) 決して坂を登って無理は致しません!平地をちょっと35キロ位で 軽く流してみるだけにしときますから! 貸して~~(^∧^)
唖然呆然の世界!こんな人が周りに居るelfさんはある意味
羨ましい??
しかし、世の中狭いもんですねぇ~(;^ω^)みんなそれぞれ
知り合いだったとは!悪い事出来ません(しないかw)
年齢を重ねてくると、やたら年月の経過が早い様に感じます。一日一日が より大切で…(;_;) 今日は26才の娘さんのお葬式に参列したので …(..) 何ともいえない気持ちになりました。 9年前に 大腸がんをクリアした時を思い出しました。 喉元過ぎれば熱さを忘れる…でも忘れるからこそ 前に進める…も正解かと(^^) 明日はまた雪らしいですわ。
案外高校生居るんですねー
僕の周りはあまり居ませんが(>_<)
てかもうすぐ高校生じゃなくなりますしwww
「今」がホントに大切に思えますよね。
明日が来るのが楽しみと思えるような生き方が理想ですが
実際はそうはいきませんよね。
でも、自転車に乗れる日が楽しみに思える今は幸福なのかも。
天気予報が晴れで翌日が休みの時はビールがうまい!
鏡を見ながら練習するそうです。
自分のフォームを常にチェックする事で
限られたトレーニングの時間で
最大限効果を出そうとしておられるんでしょうね。
トレーニングメニューを自分なりに工夫しておられるので
私達はいつまでたってもYKさんに追い付けないわけです。
顔から塩を吹いて、ザラザラしてるのが 快感(^_^;) 変態に近い?(^_-) 最近 他所のブログを覗いてたら 「おばさん」って方が いらして…(;_;) この怪しいおばさんと間違われてご迷惑をおかけしてもいけないかなぁ…と。ネーム 変えた方が良いかなぁ…。