追う?逃げる?同一方向に走る自転車乗りの微妙な関係 |
トリガタワから約120kmの道程を走り終えて帰ってきたのが午後1時半くらい。
微妙に昼飯時だったので昼飯を食べました。
補給食も食べていたので、う~ん、ちょっと食べ過ぎ?
ここは脂肪燃焼で摂りすぎたカロリーを消費しなければなりません。
という事で夕方から約30kmのLSDに向かいました。
今シーズンは、負荷の高い練習をした後は出来るだけLSDをする様にしています。
目的の一つ目は疲労回復。
負荷の高い練習をして、そのまま休んでしまうより
軽く自転車に乗ったほうが疲労回復が早いからです。
筋肉のポンプ作用で血流を良くすることで疲労物質を早く代謝させます。
目的の二つ目はLSDの頻度を上げる事です。
冬場に集中して行ったLSDの効果を維持継続させるためです。
負荷の低いトレーニングは低負荷高回数の法則で
練習頻度が大切になってきます。
LSDの様な低負荷のトレーニングは頻度が重要だと考えるからです。
昨年のシーズン中はLSDを行わなかったために走力が落ちた感触がありました。
どうもLSDにも賞味期限があるようで
継続しなければ毛細血管は失われるようです。
午前中の様な、いつ降ってもおかしくない空と違って
安定した曇り空になってきました。
LSDは出来るだけ平坦路がいいのですが
山ばかり見て走ってきたので、何となく海が見たくなり
コースははりまシーサイドロードを選択しました。
海と空の境目がはっきりしないくらい、どんよりとした曇り空。
降らない事が分かってきたのか
自転車乗りにすれ違う数が多い事!
30km程の間に7台くらいとすれ違いました。
みんな梅雨時の走りとしては「スキあらば走る」なんでしょうか。
走れる時に走っておかないと
梅雨時は全然走れませんでしたってことになってしましますからね。
すれ違う度に、片手を上げて挨拶します。
見る限りLSDをやっているのは私だけでした。
ここはアップダウンが多くてコーナーも色々あるので
走っていて面白いのです。
播州の中じゃ人気コースなんじゃないかな。
そんなコースでLSDってのもねぇ~
そんな事を考えて走っていると
後ろから一台のロードバイクに一気に追い越されました。
一瞬、体が疼きました。
ロードバイク乗りのDNAが前の自転車を追えと反応しています。
脚はまだ残っているので下ハンダンシングでフル加速すれば追う事も可能。
LSDを中断して追うか、それともLSDを続行するか?
一瞬の判断を迫られます。
今回はLSDを続行しました。
結果としては翌日に疲れを残さないためにも
乳酸をためる様な走りをせずに良かったと思います。
疲労物質を代謝するために走りに出たのに
乳酸をためたんじゃなんのこっちゃ分かりませんから・・・
という判断は私が老化したせい?
自転車に乗っていると対向車線をすれ違う自転車乗りには
心置きなく挨拶出来るんですが
同一方向に走る自転車乗りどうしっていうのは
微妙な心理が働くんですよね。
以前に同じコースで私がミドルトレーニングをしている時のことです。
前方に赤いウエアーを着たロード発見!
LSDをしているのか長距離を走って疲れていたのかは分かりませんが
ゆっくり走っていました。
私は一気に追い越そうと加速して
「すみませ~ん!前行きまぁ~す!」
と声をかけて追い越しました。
すると彼は反応しましたねぇ~
後ろに付かれました。
疲れていたから風除けになって欲しかったのか
あるいは、ロードバイク乗りのDNAが
「前を追え!」と命令したかは分かりません。
私は「前行きまぁ~す」と言った手前、
抜かし返されるわけにはいかないと千切りにかかります。
私がダンシングで千切りにかかると
その動きをトレースするようにダンシングで付いて来るのが影で見えました。
ここから心拍はレッドゾーンで時速35~40kmのバトルですよ。
相手が追うのを諦めるまで逃げるしかない!
信号の手前で相手が他の道に離脱するまで戦いは続きました。
国道179号線を走るコースではこんな事もありました。
西に向かって向かい風の中走っていました。
「わぁ~向かい風嫌だなぁ~誰か前引いてくれないかなぁ・・・」
そんな事を考えていると
後ろから一台のロードバイクが
するすると前に上がって来て私の前に出ました。
私としてはこんなラッキーありません。
すぐ後ろに付いて風除けになってもらいました。
風除けが向こうからやってきて
助けてくれたみたいなもんです。
結構脚を休ませてもらったし
いつものコンビニまで引いてもらって離脱したところ
私の後ろには、なんと2台のロードバイクが付いて来ていました。
そう、私は知らず知らずのうちに4人列車に乗っていたのです。
っていうか、もともと3人で走っているグループに私が割り込んだ形。
後ろに付いているとドラフティング効果で楽に走れますよね。
追い越しちゃえと思って前に出ると今度はもろ風の抵抗があるわけですから
そんなに差を開けられるもんじゃない。
推察するにそういう状況だったのかなと思います。
この他にも同一方向に走る自転車乗りとの駆け引きみたいな話は
他にも経験があるのですが
あまりにも話が長くなるので今日はやめときますね。
でも、対向車線をすれ違う時には片手を上げて挨拶すればいいのですが
同一方向に進む自転車乗りどうし、
特にロードどうしの場合って微妙じゃありませんか?
走行距離…28.20km
時間…1:30:19
平均速度…18.7km
最高速度…49.5km
積算距離…14566.5km
消費㌍…655kcal
補給食…0kcal
心拍…Avg.64%(113)Max.73%(129)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
同一方向に走る自転車乗りの微妙な関係のネタだけでも
何回かブログが書けそうです。
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でも気持ちは解ります。
でも一定の脚力がないと抜くことも、追うこともできないので相手を見て判断しますヨ。
相手が速そうだと脚が攣ったふりなんかもしちゃったりして・・弱っ!!
追いついて追い越すけど後ろにつかれて逃げる場合
追い越されるけど後ろに付いて追う場合
話した事もない2人にドラマがまっています。
けっこう楽しかったりして。