クランク交換で思わぬ誤算 |
私のRFX8にはコンパクトクランクが入っています。
購入時、ノーマルクランクにするかコンパクトクランクにするか
選ぶ事が出来たんですが、ショップのすすめもあり
コンパクトクランクにしたのです。
コンパクトクランクのメリットとしては坂に突入した時の安心感。
脚力に自信がなくても、一番軽いギヤにすれば何とかなる。
デメリットはアウターとインナーの落差の大きさです。
頻繁にシフトチェンジしていると
アウターからインナーに落とす時にリヤは4~5段も重くしなければならない。
もしリヤを重くせずにフロントだけインナーにすれば
負荷が軽すぎて空回りする様な感覚になります。
ノーマルクランクだとアウターとインナーの落差が少ないので
リヤは2段ほど重くすれば調度いい感じになるそうです。
アウターからインナーに、
インナーからアウターにシフトチェンジする度に
リヤを沢山シフトチェンジしなくてはいけないコンパクトクランクに
少々嫌気がさしていた今日この頃なのです。
この状況を知った臨時漕会エースのYKさんから
余っているノーマルクランクがあるから使ってみないかとのお言葉。
ありがたく使わせてもらう事にしました。
ノーマルクランクにして実際どんな影響が出るのか試してみる事が出来るなんてラッキー!
クランク交換の作業は自分では出来ないので本来ならショップ持ち込みになりますが
臨時漕会にはカリスマ素人メカニックのHN氏がいますので
HN氏にやってもらいます。
久しぶりにHN氏宅のガレージに行くと
先客が・・・
臨時漕会のHM氏が
新調したシューズのクリート調整とペダルの交換に来ていました。
HM氏もいよいよSPDペダルからSPD-SLに変更するみたいです。
しかし何ですなぁ・・・
ショップでもないのに先に来ているお客さんの作業が終わるまで待つなんて
HN氏は自転車屋さんですか?
工具も揃っているし作業は喜んでやってくれるし
こういう人がメンバーにいるという事は
作業終了後、HM氏が家の前の道を試走。
「全然違う!シューズは軽いし、ペダルと一体化してる!
シューズとペダル変えて、こんなに短い距離しか走っていないのに
違いを体感できるとは思わなかったよ!」
驚きの表情で訴えるHM氏にメカニックのHN氏は満足げです。
まぁ、何ですなぁ・・・彼は職人ですなぁ・・・
次は私のクランク交換の番です。
ペダルの取り付けみたいに簡単にはいきません。
YKさんのクランクはなんとデュラエース!
アウターは50Tインナーは39T
アウターは現行の105と同じなのでチェーンの長さを長くする必要はありません。
その分、費用もかからず気分的にも楽ですね。
って言って自分で交換するんじゃないですけど。
最初に行うのはYKさんのクランクの
徹底洗浄。
ギヤの裏側とかは、この時にでもキレイにしておかないと付けた後では難しいですから。
灯油洗浄は定番メニューになりましたね。
デュラのクランクを入れた後、
私の現行105のコンパクトクランクも同様に灯油洗浄しておきました。
って私がやったんじゃないですけど・・・
パーツを外しての徹底洗浄は金属フェチのHN氏にとって一つの快楽なのです。
ピカピカに磨き上げられたギヤ一枚一枚の造形美にエクスタシーを感じるのです。
クランクは最も力がかかる重要部品。
この組みつけがいい加減だと大変な事になってしまいます。
ボルトが緩むといっきにギヤが曲がってしまう事もあるそうです。
何回も星を描くように順番に、そして徐々にボルトを締めますが
相当高いトルクをかけています。
作業途中、私が重要な事に気付きました。
「クランク長が違う・・・」
私は165mmのクランクを使用していたんですが
YKさんのは標準の170mm。
たかが5mm、されど5mm、
5mmの違いは大きい。
ペダリングが変わってくる可能性があります。
5mmクランクが長いという事はただ単にサドルを5mm上げた以上の影響が出る。
「明日、YKさんとブラックさんとで走りに行くんやけど大丈夫やろか?」
そうなんです・・・
よりによって格上の人たちと走りに行くのです。
ノーマルクランクにしたメリット、デメリットを確認するには問題無いのですが
クランク長の変更となると・・・
ペダリングそのものが変わってくるので、
ヘタをすると膝なんかを傷める可能性も出てきます。
それよりもただでさえ付いて行けるかどうか怪しいのに
クランク長を変更して果たして体が持つのか?
「まぁ、現地で出来ることと言ったらサドルを5mm下げることぐらいやな。
試しに家の前、走ってみたらどう?」
メカニックのHN氏に言われて家の周囲を走ってみました。
「こんなにちょっとしか走ってないのに、めっちゃ違和感あるんやけど・・・」
HM氏がシューズとペダルを交換後に試走した時の感想みたい。
少ししか走っていないのに、すぐに分かる違い・・・
臨時漕会エースのYKさんと月に1000km以上走るブラックさんと
格上の人とロングライドして
無事に帰って来れるのでしょうか?
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
クランク長の事はすっかり頭から抜けていました。
翌日、予定通りに過酷?なロングライドに出掛けました。
果たして私の運命やいかに!
ロングライドの続きは後日、必ず書きます。
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しかしクランク長、165mmやったんやね
5mmといえど、上支点と下支点との差では10mm
さすがに違和感あるわなぁ~
しかもYKさんとブラックさんとなると、必然的に登りがあると思われます。゚(゚^艸^゚)゚。
次回のレポート楽しみにしています
私はクロスバイクで50-36 165mm
アルミロードバイクは50-34 170mm
カーボンロードバイクは52-39 170mm
鈍感なんでしょうか?クランク長だけ見てみればあまりわかりません。・・・汗
ただ165mmは回しやすいな~~って思うことはよくありますし楽チンです。
私はノーマルクランクの扉を開けました。
慣れれば楽しいなとは感じます。
これ以上はもっともっと乗らないと感想がいえないくらいしか乗っていないので・・・・
それに、クランク長の比較を同じ自転車で出来る機会なんて
そうはありませんからね。
ノーマルクランクの世界はどんな世界なんでしょうかねぇ~
私もこれから楽しみです。