激しいシフティングでワイヤーが悲鳴!慣れた人ほど要注意 |
心よりお見舞い申し上げます
また自転車に乗れる日が来る事を願ってやみません。
この記事は3月14日(月)の出来事を書いたものです。
LSDの途中で最大心拍数の80%以上で走る区間を数分間設けていますが
いざ、高速走行!と思って重いギヤに入れようとした時です。
ガチャガチャガチャ・・・
スパッとギヤが入りません。
軽いギヤの戻すのは普通に出来るんですが
重いギヤに入れようとすると
ガチャガチャガチャ・・・
具体的に言うと大ギヤに入れるためにシフターワイヤーを巻き上げる分にはいいのですが
小ギヤに入れるのにシフターワイヤーを送るところがおかしい。
重いギヤに入れるのはやめて
軽いギヤで、あまりシフティングを行わず帰宅、
すぐさまショップへ持ち込みました。
実はリヤディレーラーの調整をちゃんとしているのに
ギヤが入りにくい等のトラブルがある場合
その原因として心当たりがありました。
たぶん、そうだろうなぁと思っていました。
「たぶん・・・切れかけてるかと思います」
「ちょっと見てみましょう・・・ああ、切れかけてますね」
これは激しくシフティングする人に多いトラブルだそうです。
シフターの中にワイヤーを巻き上げたり放したりする部分がありますよね。
ワイヤーを巻き上げたり放したりを激しくすると
その動きにワイヤーがついていけなくて
たわんだり伸びたりを繰り返します。
そうすると、その部分にストレスがかかって徐々に切れていくのです。
針金を何度もくねくね曲げていると切れるのと同じ理屈ですね。
首の皮一枚でつながってるって、まさにこの事です。
これが、完全に切れてしまうとシフター内にワイヤーの破片が詰まってしまって
メーカーに送らないといけない事態になることもあるそうです。
しかも、厄介な事に
自覚症状が直前になるまで出にくいそうです。
私も前日までYKさんにAve.30kmで引いてもらうような
激しい乗り方してましたが、全然気付かなかったですから・・・
下りになれば、カンカンカンて言う感じで重いギヤに入れますし
登りになれば、ギューッって軽いギヤに入れます。
路面や風の状況は常に変化していますから
それに合わせてシフティングします。
その方が、体に対するダメージを少なく出来ますからね。
「激しくシフティングするのは自転車にとっては悪い事なんですか?」
「そういうシフティングを止める必要は無いと思いますよ。
このトラブルは、初心者の方より、慣れている人に多いんです。
ワイヤーが切れる時は寿命と考えた方がいいんじゃないですか」
ちなみに1回目のトラブルは新車購入時から約9600km走行して発生。
今回は、それから約3500km走って発生。
ちょっと今回は短かったので、あれっ?って思いましたが
3500kmしか走っていなくても切れる時は切れるので注意しとかないといけませんね。
作業をしてもらいながら、かねてより疑問に思っている事を質問してみました。
「新しい105ってワイヤーケーブルが中に入っちゃったじゃないですか。
いわゆる触覚が無くなって見た目がスッキリしましたけど
あれって、メンテナンス性はどうなんですか?」
「メンテナンス性は旧105の方がいいでしょう。
新しいのは、何かの度にバーテープ取らなくちゃいけないですから・・・
お客さんみたいに、ちょくちょく切っちゃう人は旧105の方がいいかもしれませんね。
ただ、新しい105の方がワイヤーを巻き上げる部分の径が大きくなってますから
切れにくい構造にはなってます」
「そのほか、新旧の違いですが
シフティングの軽さは絶対旧105の方が軽いですよ。
新しいのは、結構シブくなっちゃって
ワイヤーに500円高いテフロン加工のワイヤー入れてくれって言う人もいます。
最初から新105を使ってると、こんなもんかなぁ~って言う感じでしょうが
お客さんみたいに旧105のシフティングの軽さに慣れていると
かなり重くなった感じがするでしょうね」
「それだったら触覚が出ている旧105でいいような・・・」
「新しい105は、もちろん良くなっている部分もありますよ。
フロントメカの剛性が上がってるんでギヤに入る時の精度はあがってますでしょうし
何より、トリム操作無しでフロント大ギヤ、リヤも大ギヤというようなギヤ選択でも
ガイドプレートにチェーンが接触しないんです」
(あんまり、たすき掛けするようなギヤ選択はしないんですけど・・・)
「電動デュラってどうなんですか?」
「バッテリーの重さがプラスされてしまうんで
軽さを追求するお客さんの需要はあんまりないですが
トライアスロンでTTバイク乗ってる方にとってはかなり、有効なメカですね。
TTバイクだとシフティングする作業はかなり面倒ですからね。
アルテグラからも電動が出ますよ」
「へぇ~っ、そうなんですか」
「私個人としてはティアグラあたりのフロントディレーラーが
電動になったら面白いと思いますね。
小ギヤから大ギヤへは結構力が要りますから電動になれば
初心者でもスムーズにギヤチェンジ出来る」
ショップへ行って店長と、お話し出来ると色々情報が入ってきます。
自転車乗りにとっては、なかなか有意義な時間。
自転車買う時は、やっぱプロショップですよ。
ここまで読んでくださって本当にありがとございます。
私の自転車には、もちろん触覚がついていますが
シフティングが軽いし、メンテナンス性もいいんなら旧105でもいいかな。
新しい方がすべていいってわけでもなさそうですね。
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結構こまめに変速させてるし…
しかし、前兆があるみたいなのですぐ対応すれば良いのでしょうね。
105でも新旧でちがうようで… 軽い方がいいな… となると今の旧型を大事に使ってやろうと思います。
現在のティアグラから 105へのグレードアップを検討中の者としては
貴重な情報ありがとうございます。
こういう事を聞いてしまうと、105を飛び越えてアルテグラも視野に
入れた方がいいのでしょうか?
まっ、当分先の事なのでホイールの事も含めてノンビリ考えます。
やっぱり私のシフティングが乱暴だからかなぁ・・・
私も今、旧105なんですが
シフティングが軽いなら今のを大切に使おうかと思います。
私個人的には、触覚があっても
休憩中ヘルメット置くのに調度いいのでかまいませんからね。
アルテグラはブレーキレバーがコンパクトで
ブレーキングやシフティングしやすいって言いますしね。
ホイールにしてもコンポにしても
ゆっくり楽しみながらグレードアップですね。
あれこれ考えるのが楽しいんだなぁ~
実は・・・クロスバイク、買っちゃいました☆ビアンキのローマⅡです。色はチェレスティ。
少しずつですが、自転車生活を始めようと思います。
またこちらにも遊びに来ますね。
そして。コギコギ日記に対抗して、「太モモやせやせ日記」ブログを始めるかもしれません(?)
美しい自転車を買われましたね。
ビアンキのチェレステブルーは
イタリアの1月1日の空の色であるとか
マルガリータ王妃の瞳の色であるとか
諸説色々な伝説があります。
自転車の歴史が長いヨーロッパのメーカーは違いますね。
自転車生活を始めるには絶好の季節です。
これからどんな自転車生活が待っているのか、
わくわくしますね。
決してトレーニングするのではなく
軽いギヤでくるくる回すペダリングで
季節を感じながら走っていれば、
自然とダイエット出来るでしょう。
「太モモやせやせ日記」に負けないように
ブログ更新しなくては・・・
また気軽に遊びに来て下さい!
お待ちしております。