欲求不満にならずにLSDを楽しんでアンチエイジング |
諸説ありますが最大心拍数の60%~70%の間で運動します。
ごくごく軽い運動ですので誰にでも取り組む事が出来ます。
それこそ年配の方でも大丈夫です。
目的は筋肉内の毛細血管を増やすことです。
毛細血管が増えるとそれだけ沢山の酸素を筋肉に送り込む事が出来ます。
エネルギーを発生させるためにも
乳酸等を代謝するにも酸素が必要ですから
毛細血管が多い人ほど、心肺能力の高い人といえます。
筋肉にパワーを持たせたり、
心臓の拍出量を増やすようなトレーニングをする以前のトレーニングです。
酸素を充分に筋肉に送り込む能力を備えてこそ
激しいトレーニングの効果が期待出来るのです。
LSDは、勉強に例えると、読解力を鍛えるために読書をしたり
ヒヤリングの能力を高めるために英語の映画を見たり
計算力や集中力を鍛えるためにそろばんを習うといった種類の
基礎的なトレーニングといえるでしょうか。
ですから、短期間で効果を望める部類のトレーニングではありません。
一説によると最低3カ月は継続しないと効果を実感できないそうです。
やってる最中は効いてるんだか効いてないんだか
達成感もありません。
一方、追い込み系のトレーニングは割と短期間で効果が実感出来るそうです。
勉強でいうと、テスト前の一夜漬けみたいな事も出来るようです。
これだけ頑張った!という達成感を味わえます。
LSDは一夜漬けは出来ませんが
基礎学力のしっかりした人の方が伸び代が大きくなるように
自転車でもLSDをやった人の方が伸び代を大きくする事が出来ると思います。
LSDを継続させるに当たっての問題点は
LSDがつまらない事だと思います。
速く走って面白いロードバイクでゆっくり走らなければならないのですから。
塾通いの中学生の自転車に抜かれるでしょうし
他の自転車乗りの人にもどんどん抜かれます。
そんな時でも我慢してゆっくり走れるかどうか。
追い風が吹いてミドルレベルの心拍で走ればきっとすごいスピードで走れる時でも
ゆっくり走れるかどうか。
速く走りたい衝動を抑えられるかどうかで
LSDが成功するかどうかは決まると思います。
私が冬場に実施した時
最初の頃はつまらなくて心が折れそうでしたが
そのうち、継続してゆっくり走れるようになりました。
なぜゆっくり走れるようになったかというと
ただコースをゆっくり走るのではなく
今日は室津港の大漁旗を見に行こうとか
今日は龍野の古い町並みを写真に撮ってこようだとか
LSDの他に
目的を持つようになってからだと思います。
ポタリング的要素をトレーニングに加えることで
ただ単にゆっくり走ることから抜け出せるのです。
LSD以外の心拍で毛細血管を増やす事は出来ないそうです。
唯一、最大心拍の60%~70%くらいの心拍域だけが
毛細血管を刺激して増やす事が出来るそうです。
最低90分、出来れば3時間。
時間に限りのあるホビーレーサーなら
今日は時間がないから追い込みだけやっとこうとなりますが
考え方を変えて今日は時間がないからLSDだけやっとこう
にすれば時間がたくさんとれる時に速く走れるようになれるのではないかと思います。
という事で
棚田を見に行った後LSDやりました。
自転車を充分楽しんだ後なら欲求不満にはなりませんからね。
目的は、羅漢の里の大きな栗の木がどれけ実をつけているかを見に行くことです。
そんな目的ででいいと思うのです。
走行距離…25.67km
時間…1:18:39
平均速度…19.5km
最高速度…43.3km
積算距離…10375.9km
消費㌍…584kcal
補給食…0kcal
心拍…Avg.67%(120)Max.76%(135)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
LSDをやって実際に速くなりました。
私の年齢なら老化との戦いに負けて去年の自分より遅くなって当然です。
それが最速アタックで記録を立て続けに更新出来ましたからね。
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時間の制約があると確かにLSDはやりずらいですね
自分も朝練は仕事前だし、しばらくはLSDペースの予定でしたが、あの時間に帰ろうと思うと気が付くとミドルに…
よく冬の間、LSDに徹したなぁと感心しますわ
小豆島ツーリングは目的一杯あるんでLSDでいきましょう(^∀^)ノ
筋力が落ちたり
高速巡航のペダリングスキルが落ちたりしました。
HN氏と一緒にLSDした時は
つまんなくてHN氏がかわいそうでした。
次の冬はどんな事をすればいいか思案中です。
小豆島、楽しみですね。
LSDはゆっくり過ぎるから
サイクリングペースで行きましょうよ。